2005年06月

ダービー&オークス もちろん“あの馬”ですが「芝の砂」??には注意したってや~。 (~~;

桜花賞3連単獲るには獲ったけど・・・

 この原稿を書いている前日、クラシック第一弾の桜花賞が終わりました。

 満開の桜が微笑む中、2番人気のラインクラフトが好位から力強く抜け出してサクラの女王の栄冠に輝きました。

 4月号で公開した「ゼニになる3歳馬」リスト、覚えてくれたはりますでしょうか?

ラインクラフトを牝馬の筆頭に挙げてまして、「久々に出た牝馬の強い馬ちゃうかなと思てますねん(^^)。」って紹介してました。

 おまけに本文中で名前を挙げたシーザリオ、デアリングハート、エアメサイアの4頭で掲示板の上位を独占してくれたし、我ながらなかなかエエ仕事したんちゃうの~って、けっこうムフフな状態でおまんねん(^m^)ムフッ

 で、肝心の馬券のほうですけど、私、もちろん獲りましたよ!しかも3連単3万6790円(下の馬券)でっせ!(^^)v。・・・とゆうても実は96点も買って引っかかっただけで自慢できんのですわ(^^;アセアセ。

 ・・・・ホンマやったらね、ラインクラフトから5~6点で3連単とれてたんですわ。それがやねぇ~、たまたま前日にグリーンチャンネルで、桜花賞のインタビューをやってたんですわぁ。その中で祐一君が、前走後の疲れが抜けにくかったとかなんとか、あまりにも険しい顔して答えてるの見てですね。

 あんなにエエ馬に騎乗できるのになにを険しい顔する必要あるネン?って思ったが最後、もしかしたら体調が崩したんちゃうんかな・・・なんて、余計なこと考えてしもたんですわ。 それに追い討ちを掛けたような前日オッズ。普通やったら2倍を切る単勝オッズになっておかしくないはずの馬が、5倍弱のオッズで1番人気を競り合ってる状態やったでしょ。こりゃ、絶対になんかあったんやぞって思ったんですよ(-★)キラッ

 でも、結局なぁ~んもあれへんかったんですわ・・・・。最高のスタート切った瞬間にそれは確信できましたわ。調子のエエ馬はどんなに後方脚質の馬でもポンとスタート切るもんです。取り越し苦労したおかげで儲け損ないましたわ(xx;)。

やっぱりディープちゃいまんの?

 なんやかんやと前置きが長ごなってしまいましてんけど、今回は発売の翌週にオークス&ダービーがあるってことで「G1有力馬の見解しなはれ」との指令を受けてますんで、例によって思いつくことをテキトーに書いてみたいと思います。

 えっと、まずこの原稿は皐月賞の4日前に書いてますが、よっぽどの事がない限り、ディープインパクトが勝つと思ってます(その後勝ちました/担当)。「ゼニ馬リスト」でも紹介した通り、ホンマにこの馬は久々に出現した大物って気がしてまして、気の早い話ですけどもしかすると3つ。最悪でもひとつは確実にクラシックを取るんちゃうかなと思ってます。

 で、今週の皐月賞ですけど、この馬にはまず敵はいてないと思います。もしも敵がおるとすればそれは展開。いや展開というよりも馬場やと思います。

 馬場ってなんやねん?ってことですが、何年か前から中山の芝コースは人造的にというんでしょうか、作為されている部分が多々あります。その結果、異常なほどの早い時計が出たりします。いつぞやのノーリーズンが勝った皐月賞もそうでした。

 先日、あの武豊騎手がテレビ出演して「武豊TV」ってやってましたけど、そのTVの冒頭で武さんが「緑の砂」のことをいってました。よくこの本でも、水上さんがJRAに文句ゆうてる例のアレ (^^;。

 普通、皐月賞といえば、年明けから使い詰めの3回中山最終日。あのノーリーズンの時だけは2回最終日でしたけど、いずれも連続開催の最終日に行われます。そんな状況でレコードが飛び出すような高速馬場であること自体異常なんですわ。そんな馬場状態でなんでレコードが飛び出すような馬場になるかというと、「緑色の砂」を撒いてあることが原因ですわ。いや、その理由をはっきりつかんだわけやないですけど、それしか考えられませんからね。

 余談ですけど、今回の桜花賞の阪神の馬場にも、アホほど砂がまいてありましたわ。普通あんなに芝コースから砂煙が巻き上がるわけありませんもんね。しかも桜花賞前日は速い時計での逃げ残りばっかり。あれは完璧に「砂」をまいてある状況ですわ。

 で、ディープインパクトに話を戻しますが、この馬の場合は間違いなく後方からの競馬をしてくると思いますんで、もしも「砂」をまいてあって、ノーリーズンの皐月賞の馬場や今年の桜花賞の日のような馬場状態にあった場合、馬の実力に関係なく惨敗する可能性も生まれてくるかと思ってますねん。それ以外でこの馬が他馬を捌ききれん場面なんて、ちょっと考えられませんわ。そのくらいディープインパクトには次元の違った強さを感じてます。

 ここまで読んできた人は、「なにを長々と皐月賞の予想しとんねん(~~; 」って思ったはります?

 いやちゃいまんがな(^^;アセアセ 、というのは、この馬にとっては、「中山の作為された馬場」が一番の敵やと思てますんで、何事もなく皐月賞を制することができてたなら、ダービーも間違いないって思ってますねん。ま、万が一皐月賞を取りこぼしてても、ダービーは間違いないと思いますよ(^^)。

オークスは距離適正が・・・・?

 次にオークスですけど、先にも書いたように、牝馬実力№1はラインクラフトと思ってます。ただ、桜花賞馬の場合は距離適正の判断が難しいですよね。もともとこの馬は、オークスよりも桜花賞向きと思ってただけに、二冠狙えるで!とはなかなか思えんもんやしね。

 それにオークスを考える場合、たいていは桜花賞馬よりも差してきて2着や3着に負けた馬。あと、トライアルなんかの距離が伸びた場面でエエ末脚をみせた馬に重きを置きたくなりますよね。これは競馬ファンの大概が同じように思いますよね。ちょうど今回の場合やったら桜花賞2着のシーザリオなんかやね。

 去年、「ゼニ馬」で、牝馬筆頭にスイープトウショウを挙げてたことは皆さんもご存知やと思いますが、そのときもスイープトウショウは桜花賞で、オークス以降はヤマニンシュクルにダンスインザムードという感じで挙げてました。 ところがですわ、フタを開けてみたらオークス向きと思ったダンスインザムードが桜花賞を制し、桜花賞向きと思ったスイープトウショウがオークスで2着、秋華賞ではスイープが勝ちヤマニンが2着。私が思う距離適正なんか頼りないもんですわ(^^;アセアセ。

 桜花賞には、それまでの紅梅賞やとかフィーリーズレビューやとかの、短いところで好成績を収めた馬のほうが適正が高そうで、フラワーCなんかのちょっと長いとこを勝った馬はオークス向きって思ってしまいがちですもんね。そやけど、桜花賞を勝った馬でオークスでも秋華賞でも、過去にはエリザベス女王杯で好走した馬もけっこういてるのが現実ですわ。なのでオークスもラインクラフト!といいたい所なんですけどちょっと気になる点があるんですわ。

 桜花賞の前哨戦のフィーリーズレビューでは後方からの競馬をしました。確かに後方からの競馬をしたんですが、あのペースが同馬には限界の緩いペースやったと思います。それをダマシダマシためて、直線の爆発力を引き出したと感じたので、距離延長はペース的に我慢できず、あの鬼のような末脚は期待出来んかもしれんなぁ・・・って思ってます。

 そこで、能力の根本部分ではちょっと差があると思うんですけど、距離伸びてその差がほとんどないくらいまで縮むんやないかと思うシーザリオを、とりあえず筆頭に挙げとこうと思います。突拍子もない馬の名前を挙げるほど、ええなぁって思う馬は今のところ思いつきませんしね。

 まぁ、ここ何年かの傾向からいくと、「ゼニ馬」絡みで決着するんは間違いないやろなって自信はありますねんよ(^^;。ただ、ラインクラフト以外となると、どの馬がエエのかよーわかりません(^^;。なんか結局は一番強いと思った馬が馬券になりそうな気もしますけどね。

 今回はちょっとダラダラした内容になってしまいましたが、また次で気合入れて書きますんで堪忍したってください(^^;アハハ・・・。