2006年05月

本誌「的中率強化キャンペーン」私も大賛成ですねん(^0^)キャー

競馬はやっぱり“当たってナンボ”!「的中率向上」私も大プッシュ!

 ただいま競馬最強の法則では「的中率向上キャンペーン」っちゅーもんをやってるそうなんで、私もその企画に乗った!ってな感じで今回は書いてみようと思います。

 「的中率強化」ということですけど、競馬にしろパチンコにしろ宝クジにしろ、賭け事ゆうもんは『儲かる以前に、当たらんことには話が始まらん。当たってナンボの世界やっ』
 ちゅーことが大前提のはずやのに、そんなことはタナに上げて根本で勘違いしてる人が多すぎるとおもうんですわ・・・(~~;

 3連単やら3連複やらが発売されるようになってからは、デカい配当や派手な馬券に目が行きがちで、本誌でもそういうのがカラーでデカデカとモテ囃されてたりしますよね。

 いや、それはそれで全然エエと思いまっせ。ただちょっと勘違いしてる人が多いと思うんで、その方たちに”摩邪”風に叫んでみようと思います。

 《オイ・・・100万馬券が飛び出した時「おおぉーーー。これって100円買おてたら100万円やでぇ~ もしも1000円買おてたら1000万円、1万円勝ってりゃ1億円かぁ。フェラーリ買って家買って。ハァ・・・誰か取ってへんか?」ってゆうオッサン! 

 ハァ?誰かとってへんかだとぉ?何寝ぼけたこといってんだテメェ。誰も獲れねえような馬券だからこそ100万もの配当がついてんじゃねえかよ。しかもそんなもの誰が1万円も買ってんだ。

 そもそもな、誰でも彼でも簡単に1万円も買えないような買い目だから100万も付くんだ。誰でも簡単に1万突っ込めちゃうよう買い目なら2~3千円まで下がってるってんだボケ!(-_-) =3》

 あ、これ、私がいうたんじゃなくて、摩邪がいうた、ってイメージしてくださいね。

 それはともかく、昔、枠連しかない頃どんだけ勝てました?馬連が発売されてどれだけ難易度が上がったって実感しました?ほんま冷静になってほしいと思うんですけど、3連単やら3連複なんて半端やないほど難しいんですよ。そやからゆうて当てれんわけじゃありませんけど。50点も60点も、ときには200点も買えばそれなりに人が羨むような配当を当てることも出来ます。100円で買っても1レース何千円もかかるわけで、それでも外れる確率の方がはるかに高いわけで、普通に生活してる人間やったら一日に何レースも買って楽しむなんてことできんのが現状やないでしょうか?

 何レースも買って楽しもうと思えば、おのずと買い目を減らさなあかんわけで、そうなりゃハズレる確率が増すわけで、悪循環のカタマリって気がするんですけどちゃいまっか?

 他の人は知りませんけど、私的な見地で「的中率強化企画」に参加させてもらうなら、「当たりやすい馬券を買おたらええだけの話ちゃうの?」ってことになっちゃいますねんわ(^^)。

 派手さはなくてもソコソコ儲かりゃ楽しい競馬は続けられるわけで、紙一重で100万馬券を取り損ねるようなスゴイ予想ができたところで、なぁ~んも儲かれへんかったらしゃーないわけで、当たってナンボ!儲かってナンボ!を原点に「的中率向上」の話をしていこうと思います。

当てるならやっぱり複勝に尽きる!

 となると私の場合、得意の『複勝コロガシ』になってしまうんですが(^^;、 はじめに複勝コロガシに馴染みのない方に簡単に説明しときますと、複勝って配当が安いですよね。その代わりといっちゃなんですが、的中率はかなり高いはずですよね。それを利用して元金をどんどん転がして増やしていこうというアホでもできる馬券術です(^^)。

 「的中率が高いと言うこと=ハズレない」ということで、元手が少なくて済むという利点があります。いくら軸馬を見つけだす予想に長けていても、ヒモ抜けしてしまったらハズレですわ。ハズレればおのずと元金が減っていくわけで、減ればそれを取り返そうとして更に高配当を狙っていく必要が生じますよね。それが悪循環やっちゅーんですわ。

 ハズれへんかったら取り返すモンもないんで、低配当で十分やったりします。ま、複コロの理想をいえばですけどね(^^)

 あと私の予想は、競馬新聞など、各メディアからの情報は一切シャットアウトし、自分で作った 「にこちゃん指数」と、自分でレース結果を分析して残してあるチェックコメントのみを使って予想してます。なので高度な予想ができんので、いつも人気どころを選んでしまうことが多いんです。だから複コロしか出来んというご意見もあるんですけど・・・(^^;アセアセ。

久々に複コロ日記に挑戦しました!

 というわけで、今回の原稿のために一昨日(3月18日)・昨日(3月19日)の競馬は、とくに気合入れてヤッテみましたんで、その結果を披露してみたいと思います。

 ● 3/18中山4R

 この週は、まず最初はここからでした。このレースで触手が動いたのは⑯番ダンシングクリス(5番人気)でした。この馬は前走時に、

 「超HP(ハイペース)も自身の位置取りでクラス基準のペースに当てはめると好位から虎視眈々といったところ。勝負どころから勝ち馬より一足先に仕掛けるがまだ少し物足りない感じも。しかしなかなかレースセンスは良く、末脚に磨きかかれば常に掲示板を賑わす存在にはなる」

 といった感じで、今回は流れが速やなる要素もあれへんし、前回よりしっかりした末脚を発揮できるやろし、加えてメンツも薄いんで同馬に感じたレースセンスが勘違いじゃなければ勝ち負けまであるやろうと思いました。

 結果は2着に2馬身半差をつけての1着。複勝配当は290円(※図1)とこれ以上ない滑り出しでした(^.^)。

● 3/18阪神12R

 1コロ目で290円なんて、複勝じゃぁそこそこの好配当をGETしてしもたのと、原稿用にちょっとエエとこ見せやんとなぁーっていう緊張感とでいつになく慎重になりすぎてしもて、普段なら狙えてる馬にも転がせんかったりで、あれよあれよという間に阪神最終レースを迎えてました(++;;。

 なんとしてもここは決めやなあきません。「にこちゃん出馬表」を見渡すと、ハイペース必至のメンバー構成。しかも次のようにチェックしてあるメイショウホウオウが出走してましたんで「これは鉄板」と思いました(^^)。

 「HPの2番手追走。序盤は少し見る形も中盤ではクラス基準上回るラップまで進出し、正味上がりの脚はバテているモノだが、そこまでで少し無理をした分で仕方ない感じで良く粘ったといえる。これまでSPで瞬発力を活かす競馬ばかりしていたのに馬が変わった?」

 現在の複勝オッズは1.3倍 29,000円×1.3倍=37,700円で十分やったんですが、ハイペースが見えてるんやし、ワイドも追加して差し馬狙ってみたろ(-_★)キラーン って色気が湧いてきまして、いろいろ調べてるうちに締め切り30秒前。「あかんヤバイ!」と思って慌てて投票。結果的に狙った差し馬は4着止まり・・・(++;。⑧⑩のワイドで30.8倍もあったんですけどねぇ・・・。(※図2)

 てかそんなことより、買う前より資金が減ってまんがな(“0”)キャ-!! やってもーた・・・慌て過ぎて資金配分、間違ごおてしもたがな。慎重に慎重を重ねてこれかいな(~~;。

● 3/19中京12R

 昨日は慎重になりすぎてアホやってしもたんで、今日はちょっとくらい冒険してみたろと思ってました。

 このレースの1番人気の③番アゲートは1.9倍の断然の人気。どう考えてもガチガチの様相ですが、こんな馬が飛んだらオモロイですよね?ってか、こんな馬が1.9倍やなんて、みんなアホのマスコミに振り回されとんなぁーって感じですわ(^^)。 馬というのは、確かに人気になるだけの実力は備えてるんですわ。ただそれをいつも発揮できんから下級条件に留まっているわけで、能力をどんな場面でも発揮できる馬やったらとっくにオープンまで上り詰めとるっ!ちゅーねん(^^)。

 今回のアゲートは前走の後、次のよう「にこちゃん出馬表」にチェックしてありました。

 「スタート直後はMP(ミドルペース)も3F地点ではSPに緩めて粘りこむ。行ききってしまうような速い馬がいなければ再度同じ戦法で馬券になるが・・・」

 つまりはスタートからゴールまでビッシリ流れるペースでは厳しいわけで、ガンガン行っちゃう馬がいると同馬には厳しいってことを意味します。それを助長するかのように、⑩番クニノオーの前走には次のようなチェックが入ってありました。

 「超HPのラップを刻んでボロボロになる。この経験が活きてペース緩んだ時に激走する可能性も否定できないので注意」

 こんな風な明らかに行ききってしまう脚質の馬がいてるのに、単勝1.9倍やなんて・・・みんなダマされてまっせ・・・( ̄∇ ̄)ニヤリ

 断然人気の馬がブッ飛ぶ可能性があるなら、複コロ派の私としては絶対に仕留めたいレースであります。人気馬が飛べば飛ぶほど配当が上がるわけですからね(^^)

 一気の距離短縮で逃げ切りの可能性もあるクニノオーを買おうかと思いましたが、ここは確実に馬券にするために、ハイペースで結果を残している⑪番ダンディサウンド(2番人気)を狙うことにしました。この馬は2走前に小倉芝1200を使われてまして、本誌2,3月号の「小倉ドカンラップ理論」の先行馬のラップをほぼ満たす馬で、そのレースでは、「前後半でどちらか分けるとすれば中京よりも小倉タイプに分類されるのでスピード優先馬場での狙いとなる」とチェックを入れてあった関係上、初ダートでも今回のペースは歓迎のはず(-_★)キラーン と予想しました。

 結果はご覧の通り(※図3)

 逃げ残りの可能性もと思ったんで⑩クニノオーらへのワイドも1000円だけ追加購入。アゲートは思った通り4着にぶっ飛びました(^^)。

● 中山11RスプリングS

 一応1万円から始まって7万2600円で、約6万円の利益。普段ならこれで終了にするところですけど、先月号の「ゼニ馬」で紹介した「牡馬中長距離リスト」の1・3・4番目評価の馬がまとめて出走してきとるのに狙わんかったら読者の方々に怒られますよね(^^;。

 狙いはドリームパスポート。複勝1.4倍もつくなんて十分すぎまやん(^^)。逆にフサイチの単勝1.6倍は、あまりこれまたアホマスコミにだまされてるというか・・・。今年はあちこちで混戦やっちゅー声が聞かれてるのに1.6倍はあんまりやで・・・(~~;。

 結果はご覧の通り(※図4)ワイドの100円不足はカン違いですわ(^^)。

 「ゼニ馬」の本質は「ゼニになる馬」であってクラシックで活躍する馬じゃないので、今回きちんとゼニになってくれたんで、わずか140円の配当でもわたしの中では100点満点の結果でした(^0^)v。

 ちなみに「ゼニ馬リスト」4番手評価のメイショウサムソンが勝ちましたが、これでもう一頭重賞馬が増え、さらに混戦度が増しましたね。やっぱり先月書いた通りでしょと自画自賛さしてもらいますぅ~

 あとついでなんで、先月号のメイショウサムソンの評価見てください。

 『きさらぎ賞2着のメイショウサムソンもかなり能力高いですね。ただこの馬はレースの上がりが速すぎるとエエことないみたいなんで、ヨーイドンの瞬発力勝負になっちゃうと詰めの甘いところが顔を出すみたいですね。』

 スプリングSの上がりタイムは、36.4秒もかかってますね。同馬で36.2秒でしたし、個人的には分析通りの結果に満足してます(^^)。

 前残りの結果でドリームの35.1秒は非常に価値ある内容だと思います。しかも馬場の悪い最内を突きましたもんね。本番では展開次第でひょっとするかも・・・なんて思ってたりしますが、ほんま混戦なんで何が勝っても驚かんと思いますわ。

 今回は原稿用にと思って張り切ったんで、いつもよりちょっとばかし配当のええの当たってますけど、『絶対はずさん』を念頭に置いてきちんと予想すれば、自然に的中率はアップしていくわけで、そうなりゃ配当の安いぶんは簡単にカバーできるんです。

 ま、実際に複勝コロガシを試してみると「こんな簡単にいかん」いうて皆さん悩みはるんですけど、要は「安心を買うことは絶対にしないで、なんらかの形で自信をもって狙える馬を見つけられるまで根気良く待つ」って事が大事なんですわ。

 あ、そうそう!ただ今中京から福島へ転戦する馬の傾向探ししてますが、今月号に間に合いませんでした(^^;。そこからうまいこと新潟へのリンクが見つけられたら次回発表したいと思いますので楽しみにしといてください(^^)。