2006年06月

「レベルの高いレース」実は今でも進化中ですねん

「岩田祭り」を決行してましてん(^^;チャンチャン

 この原稿執筆の前週、桜花賞が終わりました。出走馬18頭中12頭が、4月号で掲載した「ゼニ馬リスト」に名前があった馬でした。

 でも勝ったのはリストに名前のない馬で、私の記憶が定かなら初めてのことちゃいますかね・・・。

 ま、それだけ混戦やったということかもしれん・・・と逃げておきます(^^;。

 勝ち馬のキストゥヘヴンですが、先月号でチラッと書きました。正直なところあの時点での私は不安の方が大きかったんですけど、鞍上の乗り替わりでもしかすると一発あるかもな、と感じました。そやけど馬券は取ってません。

 「今年は誰の年やねん?」

 「岩田や岩田!岩田祭りじゃぁ~♪」と叫びながら、なんの根拠もなく岩田流しを決行したからでした(^^;チャンチャン♪

 今回は、ひとつ原点に戻って「レベルの高いレース」について書いてみたいと思います。

 そもそも、私と「競馬最強の法則」さんとの縁は、今でも毎号ここに掲載してある「レベルの高いレースリスト」が最初でしてん。3ヶ月の約束で掲載してもらったんですが、あまりに好評とゆうことで3ヶ月が半年になり、半年が1年になり、なんやかんやと8年がたちました(^^;。

 私の連載では常に新しいものを提供するように心がけてますけど、初めて私のコーナーを読んでくださる方もおられるわけで、その方たちにもぜひ原点部分を知っておいていただきたいので、まずは「レベルの高いレースってナニ?」から説明しようと思います。

 普段、競馬新聞を使って競馬してますと、馬名の横に着順を書き込んだりしますよね。そんな時、連対した馬の馬注を見てて

 「あれ、さっき勝った馬も確かこのレース出身馬やったな・・・」って、気付いたこと一度くらいないでしょうか?

  あるレースに出走してた馬が、その後、いろんなレースで連対しだすということがあります。極端な場合は出走馬すべてが3走以内に馬券になったなんて例もあります。そんなレースを『レベルの高いレース』と呼びます。単行本で繰り返している通り、私自身はハッキリした激走理由は判りませんけど、「経験」が激走させるんじゃないかと思います。

 今じゃ世間で普通に『レベルの高いレース』と呼ばれて、グリーンチャンネルなんかでも取り上げられてますけど、私が8年前に取り上げた言葉で、凄く新鮮で好評戴いたんやと思います(^^)。(以下、レベルの高いレースは【RT】と表記)

私の【RT】は「先出し方式」です(^^)

 ただ、今でも私のいう【RT】と、それらの番組で取り上げられている【RT】には大きな違いがあります。それは何か。一般的には連対馬が続出しているレースを探して【RT】と呼ぶ後出し方式ですけど、私のはレースが終わった直後に【RT】と認定する「先出し方式」で、これが一番大きな違い、そして特徴であります。しかし、どちらにも利点と欠点が存在します。

 「先出し方式」は果たしてそれが本当に【RT】かどうか、出身馬の半数ほど走ってみないと判断しきれないわけです。しかし、その判断が間違っていなければ、まだみんなが気付いてないところに人気薄の馬をピックアップして、高額配当にありつくことが可能です(^^)。が、逆に判断が誤っているとドブに銭を捨てるだけですねんけど(^^;。

 一方、「後出し方式」の場合は、ドブに銭を捨てる可能性は低くなりますが、自分が気付いた頃には世間的にもすでに知れ渡っていて、美味しい所はすでに出尽くしているという場合も多いわけです。ま、どちらにしても一長一短があるというわけですね(^^;。

 【RT】を自分で見つける場合、「先出し方式」はそれなりにレースを見る目を養わねば出来ませんけど、「後出し方式」はレース結果を細かくチェックすることで誰にでも出来るんで、どっちが良い悪いじゃなくて、読者の皆さんには後出し方式を推奨します。

 見つけ方は、終わったレースの場柱を良くみて、連対馬の出身レースの日付と勝ち馬の名前を覚えておくだけですわ。

 「あれ~・・・先週のレースで勝ってた馬の場柱にも、この※※※※って馬の名前が載ってたぞ!」
 「よし、次にこのレースの出身馬見かけたら買ってみたろ(-_★)キラーン」

たったこれだけのことですわ(^0^)

マーク導入でまだ進化中の【RT】

 ここまでの話は、古いファンの方はすでにご存知な事で別に目新しいこともありませんね(^^;。今日はそんな方々にも飽きられん形で【RT】を提供してみたいと思います。題して

 『レベルの高いレースは今も進化してまんね~ん(^v^)』 なんてね~。

 【RT】を掲載し始めた当初は担当さんの方から「何着馬まで狙えるか」を明確にして欲しいといわれて、それに応えるようにしてたんですけど、いつの間にかなくなりました。というかコッソリなくしました(^^;。 それというのは、本誌でも何べんか書いてますが、【RT】出身馬やいうたかてどの馬が走るか、おまけにいつ走るか、マジで私にゃワカランのですよ・・・(ι)。

 最初の頃は【RT】出身馬をHiLevelのLを取って【Lレース馬】と表現してました。でもどの馬が走るかワカラン状況やったんで「レース単位=RaceTani」で注意という意味で【RT馬】と表現するように変えました。

 このようにして私的には気楽になったんですが、読者の方にしてみると狙い目が霞んでしまった感じがあったようです。

 とまぁ、どーでもエエ説明はこのへんにしてですね(^^;。実は最近「どの馬が狙えて、どの馬には妙味が少ないか?」がわかるレースが増えてきました(-_★)キラーン もちろん判別不能なレースも未だに存在しますけどね。

 なぜ「狙えそうな馬」が判るようになったかというのは、現時点では企業秘密なんすけどね(^^)。

 とりあえずは掲載した表1をご覧下さい。

 内容的には、いつも本誌に掲載しているのと同じ「レベルの高いレース」です。【RT】出身馬のその後の結果を横並びにして見やすく表示しました。

 実はこれは、私のHPで掲載しているもので恐縮なんですが、今年の初めから「注」の欄に激走の可能性を星の数で示すようにしてみました。結果が出尽くしたわけじゃないので、まだまだ何ともいえん部分はありますけど、激走馬と印とがそれなりにリンクしてると思います。

 これだけのことで霞みがちやった狙い目がクッキリしたと思います。

 例えば2月18日京都2R(表2)ですが、このレースは非常に厳しいペースを経験した馬が多くて変わり身のある馬が多発する予感がしたんで【RT】と認定して発表しました。

 出身馬らの結果を見ると【RT】に指名したのは間違いなかったわけですが、13番人気で10着に敗れたエドノスキーにまで印を入れれたことは大きかったかなと思います(^^)。(その後10番人気2着)

 このレースで、後方から差してきたソングオブウインドとウォークライに印を入れれなかったのは心残りですけど、その分、7.9.12着以下の馬に印を入れずにムダな投資をしてもらう必要がなくなった点の方が大きいように思います。

 さらに1月21日小倉10R巌流島特別(表3)と、3月4日中京10R(表1)をご覧下さい。

 本来、HPの方ではこのような感じで印を入れて提供してありまして、確実に狙えそうなんは上位馬だけやったんですが、最強の読者の皆さんにはレース名だけしかお伝え出来てない状態です。よね? 「巌流島組を狙い続けて外し続けたやんけ!(-_-#)ピクピク」

 って、方には本当に申し訳ないんですが、実はこれは記事の都合上、レース名しか掲載できないためですわ。 まあ今後、担当さんと相談して、何らかの対策を考えてもらおうと思ってます。ということで、今後もパワーアップした「レベルの高いレース」にご期待下さい!(掲載したレベルの高いレース表は4月9日までのレース結果が最新です)

 ※最後に、皐月賞翌週に担当が木下から聞いたダービー&オークスの手応えを追加。
 「皐月賞は、3月号“ゼニ馬”の上位1,3位で決着!ダービーでもエエんちがいますか?でも後ろからは届かない馬場だったので、後方から不発の馬で本番巻き返しも?とにかく混戦なのは確か。オークス?サッパリわかりませんわ・・・・・(笑)」