最強の法則2004年2月号

※本号のバックナンバーには画像がありませんが、文章だけ掲載いたします。ご了承ください。

 みなさんこんにちは(^^)。

 番組改正とでもいうんでしょうか、本誌も年に何度か中身が改正されいろんなコーナーが増えたり消えたりしていきます。

 当然、私の連載も消えていく対象やった訳ですが、読者の皆さんのご声援のお陰をもちまして、若干ページ数が減りましたが、またもや連載延長をさせて頂くことが出来まして、これで連載6年目に突入することができました。

 まずはそのお礼をこの場をお借りして申し上げますm(__)m
 
 そしてまた、皆様のご声援次第では、単行本第2弾もあるかも?しれませんのでこれからもご声援のほど、よしくお願いいたします。

 さて、単行本が発売されて1年が経過しました。その単行本の一番最後、袋とじにて紹介した【RTローテーション】というのがあったのを覚えてはりますでしょうか?

 1年が経過してその答えが見えててきましたし、年頭からガンガンに役立つ情報やと思うんで、今回取り上げてみようと思います。

 そのためにはまず、単行本をお読みでない、なんやそれ??って、感じの読者の方々に【RTローテーション】について簡単に説明しておきます。

※【レベルの高いレース】を何年もチェックしてると、複数年にわたって、同じ名前のレースを指定してることに気がづきます。例えば【表Ⅰ】に示した『金華山特別』(2000.2001)とか『檜山特別』(1999.2001)みたいな感じですわ。
 【表Ⅰ】の3種類の確率は順に「勝率」「連対率」「複勝率」です。

これは当レースに出走したすべての馬が3走以内に残した結果です。例えば2000年の『金華山特別』ですると、
 ●「勝率」当レースに出走した馬の50.0%が3走以内に勝ち上がった。
 ●「連対率」当レースに出走した馬の83.3%が3走以内に連対してた。
 ●「複勝率」当レースに出走した馬の83.3%が3走以内に複勝圏に入線した。
この数字を目の当たりにすると、誰もが凄まじい破壊力を感じるんではないでしょうか(^o^)。

 次に【表Ⅱ】をご覧ください。これは99年の『清津峡特別』が行われた1回新潟のダート500万クラスに存在する特別レースと、00年01年の『金華山特別』が行われた1回福島のダート500万クラスに存在する特別レースとの関連性を表したものです。

 この表から判るのは、ある年に【レベルの高いレース】として存在したレースは、ことなる年でも 【レベルの高いレース】として出現してくる可能性があるいうことです。また、00年と01年の『常葉特別』にも、その関係が存在していると仮定できます。

 次に、『金華山特別』と『清津峡特別』とが持つ相互関係ですが、競馬場やレース名が変わっても、その可能性はキープされて存在しているということです。

 これらは偶然の産物かもしれませんけど、もし仮に新馬~500万、オープンとめぐる、クラシック出走をかけた3歳馬のローテーションに似た流れが、ダート戦線の中にも存在するとすれば、毎年同じようなレースが【レベルの高いレース】として出現してきてもおかしくはないんちゃうかなと思うんですわ(-☆)キラリ

 そして【レベルの高いレース】とゆうモンが、G1やG2に似た存在であると仮定すれば、クラスごとのダート戦に、年間や時期や開催を通して【レベルの高いレース】を目指した形でのローテーションみたいなモンが、発生してくる可能性も生まれます。

 もしかすると話の流れはまったく逆で、調教師さんが番組表からレースを選んでローテーションを組む中で、自然な形で能力の高い馬が集まってくるレースがあるのかもしれません。もしかしたら、こうゆう仕組みこそが【レベルの高いレース】とゆうモンを発生させてるのかもしれません。

 そして、そのローテーションは、大きな番組編成でもないがぎり、毎年の流れとして存在するはずで【表Ⅱ】のような『金華山特別』や『清津峡特別』のような形で根付いているかもしれません(-☆)キラリ※

 と、まぁこんな感じで【RTローテーション】を利用して、【レベルの高いレース】を推測し、ソコへ使ってきた馬を狙い撃ちしてゼニにしようって感じですわ(^^)。

 この【RTローテーション】は単行本で紹介してましたけど、それ以来ずっとほったらかしやったんで、昨年までの古馬500万ダートの特別戦の結果一覧を【表Ⅲ】にまとめてみました。

 てなわけで、今回は時期的なこともあり《ローテ①年明け》についてやっていきたいと思います。ここでは00年から03年(11月30日)までの4年間の経緯を表にまとめてあります。

 昨年から年初の小倉競馬は連続開催でなく、単一開催になってしまって特別レースの数が減ってしまったんが残念ですけど、筑前特別においては3走以内に50%。鳥栖特別においては3走以内に75%の馬が複勝圏に入線していて、4年間を通して見ても、理屈どおりキッチリと【RTローテーション】が存在していることいえますね。

 【表Ⅲ】に掲載の他の競馬場のローテの今年の結果をみても、【RTローテーション】というモンが存在するんやないか、という私の読みはほぼ的中したといえるんやないかと思います(^0^)。

 これらの事実から今年もまた第1回小倉開催に【RTローテーション】は間違いなく存在してくると考えられるわけなんですど、今年はさらに500万ダートの特別レースが減り、筑前特別のひとつだけになってしまってるんで、爆発的に儲けることの出来るレースになるかどうかに関しては少し微妙な部分も感じます。もちろん、筑前特別組を狙うだけで儲けることは可能と推測できるわけですが、鳥栖特別に変わる可能性のある平場のレースを探してみて、それらのレースを先取りして狙ってみるのもオモロイんやないかと考えました(-_☆)キラリ。

 そんな状況もあったんで、例年、鳥栖特別が行われていた1回小倉の最終週。もしくはその前後の週(同様に京都競馬場でも)あたりに行われる中距離ダートに出現する可能性が高いと思ったので、過去にその辺りで行われた平場のレースが【レベルの高いレース】になっていなかったかを探してみましたけど、過去には鳥栖特別がレベルの高いレースとして存在しているため、有力な手がかりを見つけることは出来ませんでした(~~;)。

 したがって今年は、この辺りで行われる平場のダートレースは【レベルの高いレース】に変身する可能性も残っていると思います。もしかすると芝の500万特別戦が【レベルの高いレース】になってくる可能性があるのかもしれません。

 今年に限ってはまだまだ未知の部分も多いので手広く狙いをつけておくのがよいかと思います。またその他の【RTローテーション】もその時期がくれば取り上げますが、【表Ⅲ】だけは切り取って保存しておき、狙う準備だけしといても損はないと思いますよ(^0^)。