2005年07月

儲けたいなら、「当たりやすいレース」選ばな、儲かりませんで~(◎‐◎)ギクッ

桜占い師が「最近守りに入ってる?」

「もう、遠慮すんのんヤーメたぁ」 いきなりなんのこっちゃ?って感じですが、話は突拍子もないとこから始まります(^^;。

 幼なじみいうんか、幼稚園の頃から知ってる女の子がいてますねん。あ、女の子いうたかて私と同い年なんで40前のオバハンですけどね(^^;アセアセ。実はそのオバハンが占い師をしとりましてね。

 占い師いうたかて、商店街で夜中に行燈灯してやってるようなおっかしいのと違ごて、客には有名人もいてるちゃんとしたのらしいですわ。

 メジャーどころでは○島○子。名前は出せませんけど、CMにも頻繁に出てるし、最近もドラマで主役張ってたりする女優さんも専属で占ってるらしいですわ。

 その女性とある食事の席で10年ぶりくらいに再会した時のこと、「仕事運みたるわ」と突然いい出して、タロットカードを繰りだしよりましてん。その第一声目でしたわ。

 「最近守りに入ってる?」
 「えっ、なんで?(◎-◎;)ギクッ」
 「あんたが書いたの読んでる人の中には、マニアみたいな人がいてるんやけど、その人らは最近の内容にはモノ足りなさを感じてるみたいやで。毒吐いても許される星やから、歯に衣着せんと好きなこと書き。今はちょっと面白さが消えてるみたいやで。」
 「なんでそんなこと判んねん・・・(・・;;タラー」

 そして、競馬もええけどもっと執筆のほうにもに力いれていくほうがええってなこともいわれまた。普段からTVや雑誌の星占いとかにはまったく興味なんで信じへん方なんすけど、最初に「(◎-◎;)ギクッ」ってなった感覚に興味湧いたんで、モノは試しに信じてみたろと思いましてん(^^;アハハ。

 ってわけで、なんだか作家さんみたいな”原稿書きたい欲”が出てきましたんで これからは歯に着せてた衣を脱がして思ったことを書いたろと思います(^^)。

 そーですなぁ、当面の目標はとりあえず単行本の第二段でも出せるように頑張ったりましょかな(^0^)。あと、新聞なんかにもコラムとか書いてみたいなぁって思ってたりもするので、もし新聞社にでもお勤めの方がおられましたら、お声を掛けてくださいまし(^^;エヘヘ。

 前置きが長くなってしまいましたが、今回は、以前に書いた複勝コロガシの話がなかなか好評やったっちゅーことで、編集の方からも『まじで儲かるコツ、教えまっせ~』とでも題して書いてくれって要望がありましてん。でも儲かるコツを教えられる自信はありませんけど、ある1ヶ月間の複コロ日記を書いてみようと思います。古いですが、最近のはちゃんとデータ整理してないんで、3月中のですけど・・・・。

これが私の複コロ、1ヵ月ですねん

3月5日(土)

 この日、手を出したのは阪神最終レースだけ。③アドマイヤレオンは断然人気(単1.5倍)も頭は堅いとみて単勝購入。おまけで買ったワイドはハズレ。これは正直狙いすぎましたわ(~~;

購入レース数【1】

合計購入金額【21,000円】
合計払い戻し金額【30,000円】
収支【+9,000円】

3月6日(日)

 東西の3Rで狙ろてた馬の複勝オッズ、ともに自己購入規定の1.3倍に満たず。ルール上は購入断念のはずが安易な気持ちで単勝やワイドで購入してしまいそれが裏目に└(T_T;)┘トホホ。午前中でチョイ浮きまで戻したけどその後も調子はイマイチ・・・。 しっかし、購入レースは多くムダ銭ばっかり使ことるわで、内容的には完敗の一日です(x_x;)シュン。

購入レース数【10】

合計購入金額【139,800円】
合計払い戻し金額【208,400円】
収支【+68,600円】

3月12日(土)

 この日のコロガシ日記は本誌5月号で紹介しましたが、前回はページの都合上コロガシのみの紹介にさせてもいました。実はといいますか、コロガシ以外にもワイドや3連単で購入しまして、そっちはチョイ浮きって感じでした。 コロガシに関しては5月号で紹介した分をもういっぺん簡単に触れておきますと、中山7Rのエアの単勝から開始し、阪神7Rのエイシンへ転がすも間一髪で締め切られ・・・(;。

ま、でも2コロ成功のつもりで資金増量し、阪神10Rイブキの複へ3コロ挑戦!なんとか成功で資金も形上は230%まで膨れてました(^^)  これで終了してもよかったねんけど、もうひとコロガシ!と、気張って中山最終。展開が速くなりそうなメンバーに加え重馬場。後方から差し届くと読んでスターを狙った。しかしハナ争いをすると読んだフジマサが控えて思ったほどペースが上がらず、スターの末脚も不発・・・(;。ペースの読み違いに関しては読み違えてなかったら当ってたんでしゃーない。で納得です(^^)。

 まぁ、この日は次に繋がる感じのの負けやから前向きになれました(^^)。

購入レース数【7】

合計購入金額【114,800円】
合計払い戻し金額【79,960円】
収支【-34,840円】

3月13日(日)

 この日も前日同様5月号のコロガシ日記で紹介しましたように、朝から締め切りばっかり喰ろてリズムの悪い日でした。こちらも5月号では書いてない購入がちょっとありまして、まぁ、それは取り留めのない馬券で、当たったり外れたりでトントンやったんですけわ(^^;アセアセ
 結局はこの日のメインどころは5月号で紹介したように阪神7Rの単勝&複勝。阪神10Rは3連単&3連複&ワイドのトリプルヒット。しかも3連単は万馬券です(^^)。阪神メインはライン&エアのワイド。中京メインはナゾの単勝&複勝。阪神最終はワイド&馬単。
 この日は調子がよかったのもあって、結局なんやかんやで14レースほど購入して11R的中。ま、その中にはトリガミも結構あるんやけどね(^^;アセアセ
 購入レース数【14】
 合計購入金額【154,200円】
 合計払い戻し金額【294,570円】
 収支【+140,370円】
 あ、そうそう。毎回、毎回、結果的には何十万も買おてますけど、これは増えては出して、増えては出してと、なんべんも出し入れしてるさかいに増えてるだけで、実際に財布の中(PAT口座)から出入りしとるゼニは数万円の感覚でっせ。それだけは勘違いせんでくださいよ(^^;アセアセ。

3月19日(土)

 この日は娘の幼稚園の卒園式でした。ウチの娘はまだ卒園ちゃいますけど、役員をやらされてますんで、卒園式には出席せなあきません。そんなわけで昼からの競馬やったんですが、それでも6戦5勝とほぼ完璧な内容(^^)。

 中山5R⑭番・複→中京7R⑧番・複→阪神12R⑧番・複で3コロ完了。その他、転がさずに少額で購入したレースが3戦2勝。

 ま、今日は配当が安すぎてそないに儲かってませんが、確実に増やすって意味では上出来です。先週みたいにたまたまタイミングが巡ったときにガッツリ儲けたらええわ、って気持ちで気楽に構えてますねん。  

購入レース数【6】
合計購入金額【88,200円】
合計払い戻し金額【124,340円】
収支【+36,140円】

3月20日(日)

 このは、『にこちゃん出馬表』の会員さんらと中京競馬場でオフ会がありましたんで行ってきました。いつもと違う環境の中での競馬は、かなり気ぃつけてやらんとボロ負けしてしまうんでヤバイです・・・。一番エエのはあんまり買わん事です。

 ということで3レースしかしませんでした。ひとつ目に手を出した中京2Rの⑬番フジノシノシプスの複勝は、自己購入規定を割る1.2倍しかなかったんですが、これはどう考えても連を外さんと思ったんで購入することに。しかし、それでは儲からんので、昨日の続きで4コロ目として購入して、ちょっとでも利益を上げる工夫をしました。

 残る2レースも少額でワイド狙い。利益重視で購入して上手い具合に全問正解で終われましたんで、けっこう儲かりました(^^)。

 購入レース数【3】
 合計購入金額【76,200円】
 合計払い戻し金額【129,400円】
 収支【+53,200円】

3月26日(土)

 阪神2R 複勝ハズレ。中京3R ワイドハズレ。中京7R 複勝ハズレ。これらの中間に少額購入した3連複だけは当たったんですが、情けないことに、自信持って勝負したレースを立て続けに3つ外しました。簡単な複勝を買ってても、こんな日は往々にしてあります└(T_T;)┘。こんな時、ムキになって取り戻しに掛かったら穴狙ろて、さらに負け込むんが目に見えてます(x_x;。そやからこんな場合は予想だけして、次々と見送りますねん。見送ったのが当たりもすれば、外れもする。買ってたら外れてた分を新たに目の当たりにすると、不思議と冷静になれるもんで、その後の予想がより慎重になったりします。そうして冷静になって買ったのが阪神最終。⑧ツタンカーメンからの馬単でした。運よくそれがヒットし、最小限の負けですますことが出来たんで、調子の悪い一日のわりには、よー出来た方やと思いました(^^)。

 購入レース数【5】
 合計購入金額【87,400円】
 合計払い戻し金額【81,680円】
 収支【‐5,720円】

3月27日(日)

 この日は結果的に2レースしか買おてません。ひとつ目に買うたレースで予想外に儲かったんでアホみたいに減らしてしまわん内に予定終了にしました(^^)。

 予想外に儲かったのは中山5Rですけど、複勝で狙ろた⑤トミケンラピッドから2点購入のワイドが5.0倍と14.6倍の両方とも的中。おまけに3点だけ買った3連複も76.4倍の高配的中で500%の回収率がありました(^^)。複勝だけやったら220%の回収率に留まったところでした。

 最近はこんな風に、投資金の7~8割で複勝を買い、残りで単勝やワイド、馬単、3連複等を自信の度合いによって買い分けるようにしてますねん。こないすることで、130%しかなかった回収率が150%に上がったりします。僅かの差ですけど、転がすうちにこの微々たる差が、ボディーブローのように効いてきます(^^)。 ただし、100%を切ってては話にならんので、複勝だけ当たれば最低でも原点+αの回収率はあるように設定してますよ(^^)。

購入レース数【2】
合計購入金額【36,400円】
合計払い戻し金額【129,040円】
収支【+92,640円】

月間購入レース数【48】
月間購入金額【718,000円】
月間払い戻し金額【1,077,390円】
月間収支【+359,390円】

「当てやすいレース」選択が勝つための最重要事項

 最近は負けで終っても、その金額が極端に減って安定してきました。自慢やないですが、馬券になるやろうなと思う馬を選択する能力が増してきた気がしてますねん(^^)。

 何年か前に本誌で連載してた「2億4000万の男・タツローの法則」ってやつ覚えてはりますかね?

 私の「にこちゃん出馬表」の会員さんで、私が競馬最強の法則に紹介した人なんですけど、これがかなり優秀な理論でしてね。個人的には、競馬の本質を突いてると思てますねん(^^)。この理論を自分なりに応用して使えるようになった事で、より一層の安定感が出てきたと思うんで、立朗さんには感謝ヾであります(^^)。

 最後になりますが、プラス収支に近づけるための簡単なポイントを少し伝授したいと思います。ちょうどエエ機会なんで、そのタツローさんの「ラップ理論」をヒントにした感じでやってみましょか。

 基本的に私の方法は、これまでの内容を見てもろたらわるように『チリも積れば山となる』作戦なんで、高配は滅多に当たりません(^^;アセアセ。その分、外さんように当てていかんとならんので、確実に馬券になってくれる馬、当りやすいレースを選択する力が求められます。

 「当りやすいレースってどんなレース」って聞かれたら、間髪いれずにダート戦って答えますわ。しかも未勝利とか500万下の下級条件戦のね。下級条件戦は、同競馬場の同距離を走ってきた馬達で、組み合わせを替えて走ってるだけの場合が多いんで能力を比較するのが簡単やったりしますしね。

 複コロがうまく行きません・・・みたいな相談を受けることも多いんですが、そんな人はたいがいメインとか後半のレースを買おてる人が多いみたいですけど、クラス上がるほど当たりにくいのは間違いないですわ。どうせやったら「当りやすいレース」買わんと損ですよ。というか「当てやすいレース」を見過ごし当てにくいレース買おてたら、ナンボ競馬に精通しても儲かりませんわ、正味の話    (^^;アセアセ。

経験上、一番当てやすいのは、「下級条件の短距離ダート戦」です。コレ間違いなしですわ。短距離の中でも1200mがええですね。この距離やったら、誰でも簡単に「ラップ理論」が使えますしね。個々の馬のテンの3Fタイムって一部の競馬新聞では記載されてますけど、あれは各社で手測した数値であって、JRAから提供されるもんやありません。なので普通は競馬新聞には掲載されてません。けどラップを考える上でテンの3Fタイムというのはなくてはならん要素です。

 その点、1200mの場合は【走破タイム‐上がり3Fタイム=テンの3Fタイム】なんで、どの競馬新聞を使こてる人でも判断可能です。なのでここでは、とりあえず出走してる全馬が同じ競馬場のダート1200mばかりをここ2走ほど使われてると仮定して話を進めます。

 1200m戦というのを単純に表現すると、「行ってまうか追い詰めるか」だけの話ですわ。前半で他馬に差をつけて逃げ込こもうとする馬を、後半に重点を置いた馬がどこまで詰め寄れるかを予想するだけです。これを普通に予想するとややこしい話ですけど、走破タイムとラップタイムを使って考えると非常に判りやすかったりします。

 つまり、クラスのレベルから勝ちタイムを想定し、逃げ馬やペースを握るであろう馬がマークするであろう前半3Fタイムと後半3Fを予測して、後半に重点を置いた馬が前半どのくらいの遅れで追走すれば、ゴールまでに追いつくかを予想するだけでええんですわ。短距離やと個々のレースの勝ちタイムの差が少ないですし、おまけに1200mの場合はテンの3Fタイムと上がりの3Fタイムで比較的簡単に予測することができますから楽チンです(^^)。

 そしてダートの場合は、とくに先行馬が有利ですわ。それにはダートは追い込みが利きにくいからという理由もあります。なので、私の場合、基本的には先行馬の中から一番粘れそうな馬を見つけてるだけの話で、なんも難しい予想はしてません。粘れそうにない馬ばっかりの場合は、確実に届く馬をチョイスするだけですしね。

 もちろん、その日の馬場状態が時計の出にくい日か出やすい日か等を考える必要もありますけどね。で、判らん場合は見送ります(^^)。

 例えば、これはダートやないんですが、今年の高松宮杯の時に私が会員さん向けに書いた「独り言」をご欄になってみてください。ここまで書いてきた事の意味が理解してもらえると思いますねん。

「独り言」

 先週の土曜日辺りから徐々に時計が掛かるTB(トラックバイアス)に変化してきてます。昨日の中京芝は雨の影響も残って時計の掛かるTBで前残りが目立ってましたが、今日は乾いて先行馬に味方する要因が薄れたと思います。高松宮記念はこの3年、馬場状態に関係なくテンの3Fが偶然にも32.9秒で推移しています。カルストンがいる以上、今回もこのくらいのペースで流れて、先行馬の多くは33秒台前半~中半のラップを刻むことと思います。時計が掛かる分、勝ちタイムは1分08秒2~.4くらいになってくると思うんで、勝ち馬の上がりは34秒台の脚を要求されると思います。先行馬の場合33秒台で行って34秒台で上がれる馬が何頭いるでしょうか・・・

 想定勝ちタイムから考えると、先行馬の場合は前後半のラップを半々くらいでいける馬に分があるのかもしれません。TBを考慮するとおのずと後方馬に展開が向くような気がするんですが・・・。

 と、まぁこんな感じですわ。テンと上がりを予測するだけで、1200mの予想ってこんなにも簡単なんです(^^)。 こんな感じで、「予想しやすいイレース」の連対確率の高い馬だけ買ってれば負ける気なんかせんと思うんですけどどうでしょうか(^^)。

 今回は、「原稿書きたい欲」上昇中だったので一杯書いてみましたが、参考になれば幸いでス~。評判よかったら、もっと調子に乗って書きますで~。