最強の法則2001年6月号

マーカーで新聞に色を塗れ!

またたく間に激走馬が浮上する。なぜか?

 今回はちょっと違った視点から、単純に狙える馬を紹介してみたいと思います。これは先にホームページでも公開した方法なんですが、実にシンプルで、しかもなかなか役に立つと好評をいただいていますので、ぜひ試してください。

 例として馬柱を抜き出した馬たちは、3月31日、4月1日の競馬で馬券になった馬たちですが、この馬たちには、ある共通点があります。一目見て、共通点がなんだか判ってもらえますでしょうか?

なかなか一目見ただけでは判らないかもしれませんね。

 では、通過順位に注目してください。私は通過順位に色分けをします。
 ①番手は黄色
 ②~⑤番手はピンク
 ⑥~⑧番手は黄緑
 ⑨~以降は無色

 ジェフリーは2走前②⑥③ときて3着。リアルブルーバードは前走③⑨⑩ときて6着。シングンオペラは2走前⑪⑫⑩ときて4着。前走③⑤⑦ときて2着。カラオクルスは2走前⑤⑥③ときて1着。

 スティーマーは2走前③⑧⑫ときて1着。 これらの馬の共通点は、レースの途中、何らかの出来事で一旦順位が下がるのですが、最後には盛り返してきたということです。こういう馬はその後、驚くほどよく馬券につながります。通過順位に凹凸が見られる部分、それが何だったのか予想際にはほとんど記憶には残っていないものです。

 だいたい想像できることは、(1)何らかの不利があった(2)何らかのロスがあった。(3)展開、流れが一定ではなかった。(4)流れに対応できなかった。などが考えられますが・・・・。そんなものどおでもエエんです。考えるだけアホ臭い!

 競馬の予想なんて単純明快、シンプル・イズ・ベストが一番で、難しいことをウダウダ考えたって、仕方ないんですわ。結局ねぇ・・・・。理屈や理論なんてどおでもエエっちゃーエエんですよ。ゴタクを並べたところで、どうやちゅうねんてもんですわ。こんなもんに理由付けし、理論化し、正論としようとするほうがおかしいちゅうねん。とりあえず、こういった通過順位に凹凸が見られる馬を、『通過順位にロスがあった馬』と呼ばせてもらいますが、こういった馬が走ったら、「ラッキー、また走りよったわ(^^)ニヤリッ」くらいの感覚でエエと思います。なんで走るかわからん。勝手に走りよるからしゃーない。それだけのことでしかなく、またそれだけでエエんです(^0^)。

 大事なのは、どれだけシンプルに軸馬を選出できるか、という事。その選び出し方がシンプルであればシンプルであるほど素晴らしい。馬券予想にはたくさんのファクターが登場しますが、ファクターなんて元々は喧嘩するようになってますねん。ただ些細な喧嘩やったらエエねんけど、大喧嘩をするようなファクターを引出しに詰め込んでる人もいてはります。それじゃ元も子も無いんですよ。そしてファクターなんて何でもエエ。

 どれが優れてるとか、どれが劣ってるかなんて目クソ鼻クソでしかない。自分がいいと思うもの、自分に合うと思うものを使えばいいだけなんです。この通過順位にロスがあった馬を買って、馬券になる馬もいれば、ならん馬もいる。が、そんなモンはどのファクターを使っても言える事であって100%完璧なファクターなんて無いわけで。その中でも少しでも連対率や勝率の高いファクターを上手に組み合わせて使えるかどうかが予想の上手い下手の分かれ目なだけ、ちゅうことですわ。

 【通過順位にロスがあった馬】は、指数で表す場合にはかなり補正します。指数を使わなくても単純に着順を2つ3つ繰り上げて考えるだけでも十分やないかと思います。ただし、いくら指数的に補正したり、着順を繰り上げて考えたりしても、所詮は想像の域を出ないのは否めず、ロスがあった馬に適切な補正や順位を確実に与えた物ではないことはご理解ください。 したがって補正値や補正着順などは、どうでもエエと言えばどうでもエエ事なんで、単純に通過順位にロスがあった馬に注目するだけでも予想の幅が確実に広がると思います。かくいう私は予想する際にまず通過順位から確認してます。

 予想に活かすポイントも少しだけ書いておきます。

 まず芝よりもダートで【通過順位にロスがあった馬】のほうが馬券につながることが多い。これは単純な理屈です。ダートの方がロスの巻き返しが困難だからです。

 次に私は、ピンクから黄緑、無色へのロスに一番注目します。これは馬群に揉まれロスがあった可能性が非常に高いからです。私が通過順位を確認する癖は、昔っからのもので、昨日今日見つけた方法では無いので自信を持って公開できます。

 蛍光マーカーを使って予想紙の通過順位に色を塗るなんて誰にでも簡単に出来る作業ですよね。高い情報料やダイヤルQ2を使って予想を買ったり、予想紙の情報を読み漁る前に、まず自分で少しだけ努力をする。少しの努力がきっと予想の幅を広げてくれると思いますよ。

木下健の観察眼はやっぱりハンパじゃない!クリスタルCで7万馬券を演出したカチドキリュウや中京・知多特別で3万馬券を出したゴールデンロドリゴも、このリストの勝ち馬だった。ちなみに、先月掲載したレースの上位3頭を、その後のレースを単勝買いで追いかけると、なんと回収率は167%!(4月16日現在)木下のリストには宝の鉱脈が隠れているゾ!

※「競馬最強の法則」2001年6月号の記事をそのまま掲載しております。