最強の法則2002年8月号

新馬戦 「クラシック馬」見つけるよりは、「すぐに銭になる馬」探した方が得策っちゅうもんです(^^)

「子供って無条件でかわいいですわ~」

 ♪毎日、毎日ぼくらは鉄板のぉ~~…、やないですけど、ほんまに毎日毎日、クソ暑い日が続きますねぇ…(++)。

 「7月でこないに暑かったら、12月になったらどないなんねん!?」てな漫才も昔ありましたなぁ(^^;。

 ってことで、このクソ暑い夏(実は梅雨もまだ(^^;)を吹き飛ばすだけの、すがすがしさが漂う競馬の話題ってゆうたら、なんちゅうても新馬戦ですね!

 というわけで今回のテーマは「新馬戦」。

 新馬戦は来年の春まで行われますが、夏のこの時期に行われる新馬戦は、人間に例えたら、幼稚園の年長さんから、小学校の1年生ぐらいらしいっすね(^^)。ウチの子も今、幼稚園の年長さんですねんけど、運動会とか見に行っても、どの子も無条件で可愛らしい^^って感じますわ。

 もとい、、新馬といいますと、馬主、調教師、騎手だけでなく、私らみたいな末端の競馬ファンまでもが、真っ先に、未来のクラシック馬に興味がいって、期待するわけですけど、1年間にデビューする若駒は何千頭もいるわけで、その中からクラシックを獲る馬は牡・牝馬合わせても最大で6頭ですやんかぁ(^^;。クラシック出走にこぎつけるだけでも至難の業っすからねぇ~。そやからあんまり、「クラシック馬を見つけたる!」なぁ~んて意気込まんほうがええですね(^^;。

新馬戦の見方は大きく分けて2通り

 新馬戦の見方は買い方まで含め、大まかに分けて、2通りあると思いますねんね。ひとつはもちろん、クラシックで活躍できそうな馬を見つけることを意識したものです。これは将来的に銭になる馬を見つけるパターンですね。で、もうひとつはその時期、時期にあわせた、銭になる馬を意識したものですわ。これは逆に今すぐに銭になって、将来的にはどうでもええ馬を見つけるパターンですね(^^)。

 前者の見方の根底にある考え方のひとつに、最近の傾向として、クラシックでモノになりそうな馬ほど、慌てずじっくり、年が明けてから使い出すパターンが多いってことです。今時は能力が高けりゃ、それでも十分間に合いますからね。なんでか知りませんけど、早くから使い出して、使い減りすることの方を嫌うんでしょうかね?後者の場合、今の時期にデビューする馬の特徴を総体的に見てみると、千や千二の短い距離のレースが圧倒的に多いわけです。まぁこれは使用する競馬場の特徴的なモンもあるんでしょうけど、本来求められるはずの走る能力より、普段それほど大きく取り沙汰されない、「気性がいいか悪いか」みたいな部分のほうが大事やったりしますから、おかしなもんですね(^^;。 特に千なんて距離は、新潟に直線コースができてからっちゅうもんは脚光を浴びだしましたけど、本来はハシにも棒にもかからんカス馬保護のために設けられてるゴマメみたいなレースですからね(^^;。 たまぁ~に例外もありますけど、この時期から使えて活躍する馬は、ぶっちゃけた話、ほとんどクラシックに縁の無い馬の可能性が高いと思いますよ(^^;。 現実に短距離系の『○△2歳ステークス』勝ち馬とかゆうても、クラシックにこぎ着けるまでに、人気にモテ囃されては、ブッ飛びまくりですからね (~~;)。

 「将来銭になる馬」-アグネスタキオンやマンハッタンカフェ、タニノギムレットなんかを新馬戦で見たとき感じたモンの話やら、そういう馬の見つけ方みたいな話は、ページ数の都合もあって今回は無理なんで、またその時期が来たら触れますわ。今書いてもしゃーないと思いますんでね(^^;。とりあえず、今回は、そういった意味合いも含めて、今すぐに銭になる馬探しに熱中した方が得策というモンです。

キーワードは「ゲート」、「ダッシュ力」、「二の脚」

 で、レースを見て銭になりそうな馬を探すわけですけど、所詮その程度の馬が多いって面があるんで、レースを観戦しててもピピッ♪、とくるモンも少ないんですよねぇ…少なからず、私のアンテナでは感じんのですわ(~~;)。それだけに、説明しづらいんで、なるべく誰にでも判る点だけいいますと、『新馬戦はスタートの速さよりも二の脚の速さ、ダッシュ力に注意して観戦する』ということでしょうね。

 まぁ、説明の必要はないかもしれませんけど、初めてレースを迎えるなかで、まともにゲートを出ろってほうが難しいわけで、初戦はゲートの速さだけで勝ててしまった、って場合もありまからね。そやから、「ゲートはイマイチやったけど、二の脚の速さには、かなりええモンがあったで(^^)」って馬が2戦目以降で直ぐに銭になることが多いですね。ただ、二の脚の『速さ』だけでなく、あわせて『遅さ』という点にも注目しといて欲しいんですよ。

 というのは、逆にゲートがまともでも、二の脚が遅いばっかりに、今すぐ馬券につながってこん馬も非常に多いわけですわ。ごく近い将来、番組的に距離が少しづつ伸びてきますんで、その時に銭になるように、「二の脚さえまともやったら、間違いなく上位に食い込んできてたかもしれんで」っていうような勝負所からの反応の素直さが感じられた馬をチェックしておくのも、ひとつの大切な見方ですわ~。

めったに使わんけど「裏血統馬券術」を伝授!

 短い距離の中で新馬の光る部分を見つけ出すのってほんまに難しいと思うんですね、そやから今の時期はレースぶりを見るよりも、血統面で銭になる、ならんを計るほうがええんちゃうかなぁ~って思います。ただ、私の場合は、血統的ってモンにほんまに疎く…というより、何べんも書いてきましたが、血統にはほとんど興味がないです。ハイ(^^;。 まぁ確かに競馬を予想するって部分では間違いなく一つの重要な要素なんでしょうけど、 「この系統にこの系統がかけ合わさってるから、どうのこうの…」 「この馬の子だから瞬発力勝負になるとどうのこうの…」みたいなのには、どうも苦手です。

 血統論者には、1+1=2になるの!みたいな感じで熱く、燃えたぎるように競馬を語る方が多いんで、私みたいに1+1=3でも5でも何でもええんちゃうの…って、適当に勘でしか競馬してない人間にしたら、どうも血統というモンに入り込むことが出来ません(~~;)。 で、そんな私がなぜ、新馬で血統を推奨するんかというと、答えは簡単!当たるからですわ(^o^) というても、私がここでいいたい血統とは、めっちゃ単純で簡単なモンで血統論者が聞いたら、たぶん呆れ返るようなもんです(^^;。

 『新馬戦は兄弟に注目する』 これはマジで私が前々から実践してることですよ(^^;。そやからマジで役立つ自信がありますよ。めちゃめちゃな穴馬が見つかったりしますから必見でっせ(^^)。

 ただねぇ、これをするには、パソコンを持ってて、この雑誌でも紹介されてるターゲットみたいな強力なデーターベースソフトを持ってなかったら、実践するのはちょっとキツイんですわぁ…(++)。この連載では、パソコンを持ってない読者向けの記事を心がけてるんで、パソコンやターゲットとか持っていない読者に、どないやって実践してもらうんか、まったく思い付かんのですけどねぇ…(~~;)。

 とりあえずポイントだけ書きますと、この時期に限らず、短距離や、ダートの新馬戦では、母親だけでどないでもなりますねんって!マジでっせ(^^;。父親なんか適当でエエねん。

 とにかくね、新馬戦に出てきた馬の兄弟馬を一頭一頭探しますねん。兄弟ゆうても何頭もいてる馬もおれば、一頭もいてない馬もいてますからね。けど、兄弟がいてる馬だけでええですわ。兄弟のいてない馬のことなんか、この際無視します(^o^)。 そうして見つけ出したら兄弟たちの成績を見ます。ポイントは次の通り。

①新馬1~2戦目を好成績で走っているか。
②通過順位は前で走っているか。
③ダート成績(今回ダート戦の場合)
④兄弟馬の距離適正

 以上ですね。言い換えるとこれでその馬の系統が気性が悪いのか、早熟なのか、大体判断できてくるんですわ。デビュー当初から短いところで好成績の兄弟馬は走りますって(^^)。マジでビックリするような高配当もたらしてくれますから。ターゲット持ってる人は「出馬表・馬データ」画面から「Alt+S」→「馬データー検索」→「母馬」でOK!(^^)!というわけで、みなさんサクサク儲けてくださいな~(^^)!!