最強の法則2001年8月号

クラス賞金変更で面白くなった!木下流〔降級馬〕の狙い方!

 毎日暑い日が続きます。すでに夏真っ盛りって感じですね!!。(実は書いてる時点では梅雨さえ明けてなかったりするが(^^;) 

 という訳で競馬の方も今週からサマーシリーズに突入します。毎年、一足先に函館から摘要されるクラス編成も今週からは全競馬場で摘要されます。

 さてさて、連載が始まってすでに3度目のクラス編成時期。毎年同じような事を書いても仕方ないので少し変わった視点を探そうと思いました。が、結局は編成後は降級馬を狙っていくのが正論でありまして、代わり映えしない内容となりそうです。

 ただし、今年は編成賞金の部分で若干の変更があります。前開催まで存在した4歳900万以下・5歳以上1800万以下というクラスが3歳以上1000万以下・4歳以上2000万以下というクラスになりました。つまり900万クラスがなくなって、1000万クラスができたってことですね。昔々、400万が500万に、1500万が1600万に変更されたのと同じ事が900万クラスにもようやく及んだわけです。

 降級とは主に4歳馬が対象ですが、ついこの前まで900万や1600万条件で走ってた多くの馬達が1つ、ないし2つクラスを下げて出走出来るという例のアレです。それは大変有利な事であり、この時期は休養明けでも力のある降級馬を狙えという鉄則のようなことまでいわれます。

 降級の狙い方については最後に触れますが、この時期の基本的な考え方はとりあえず、降級馬 > 現級馬 > 3歳馬 という感じでしょうか。特に現状のダートではこの傾向が強い。長期休み明けであっても明らかに力のある降級馬は積極的に狙った方が面白い結果が出るはずです。

 芝のレースだと、3歳馬でもクラシックに乗り切れなかった馬の中に現級クラスの能力を十分に持った馬がいて、あっさりと通用してしまう事もあります。注意が必要です。

 一方、例年に比べると今年の3歳ダート路線馬は少し層が薄い感じがします。降級馬が多数出走しているようなレースでは4、5歳馬に敵う3歳馬はごくわずかではないかと思います。当面は人気を得る事があっても無視してかかるほうがいいでしょう。

 もっとも、7月8月9月・・・と時間が進むにつれ、段々と様相が変わっていきまして、3歳馬から狙う方が良い時期がやってきます。それは主にダートから変化が始まることが多い。なぜなら、クラシックを目標として芝を中心に使われていたが、本質はダート適正が強い馬が、芝に、そして距離に見切りをつけたこの時期、ダートでメキメキと頭角を現すからです。こういう馬は古馬に混じっても十分通用する場合があります。だから新馬、500万時に強い勝ち方をした3歳馬は無条件で押さえておいても面白いでしょう。そして、今年に限っては、昨年まで以上に注目したい点があります。

 毎年この時期はレベルの高いレースが多く存在するのですが、もしかすると今年は例年以上に頻繁に現れるのではないかと思うのです。 といいますのも、3歳以上1000万円以下クラスでは昨年まで3歳馬の収得賞金は900万円までが対象でしたが、今年からは1000万円までの馬が対象になり、上限が100万円引き上げられました。同様に4歳以上の馬達の収得賞金は1800万円までが対象でしたが、今年からは2000万円までの収得賞金の馬が対象になり200万円引き上げられます。

 だからとくに、5歳以上で収得賞金が1810万~2000万の馬は、昨年は降級対象ではなかったのに、今年はクラス落ちの恩恵を被ることになるのです。 どちらもわずかなことですが、例年よりも降級馬は確実に多くなります。その結果、500万・1000万クラスの層が厚くなるので、レベルの高いレースが出現する可能性が高くなると期待しているわけです。

 最後に降級制度の裏、厩舎サイドの思惑を読んだ狙い方を紹介します。

 現500万下および1000万下へ降級した馬は、表中(下)の薄い黄緑色で表示した賞金区分に位置し、クラス編成前は表中(下)の黄緑色の賞金区分に位置していた馬であります。

 これら降級馬を積極的に狙っていくわけですが、その馬達の中にはクラス編成前でも十分に勝てる能力を持ち、勝てる調子にあった馬が存在します。しかしその時点で勝ち上がってしまうと折角の降級の恩恵をみすみす放棄し、儲け損なう事になりますね。こういう馬は一旦降級するとココが勝負所とばかりに本気で勝ちきますので、そこを狙い撃ちするのです。

 見つけ方は簡単。降級前、実力・人気共に十分なのに着拾いで小銭稼ぎに専念してたとしか思えない成績の馬が怪しい。そしてそんな匂いを嗅ぎ付けたら一気に勝負へ持ち込みましょう。

 その他では中長期休養明けの馬、もう少し早めに戦列に戻れた馬も、降級を見越して復帰時期を遅らせる事が多々あります。レースまでに十分に乗り込み、イキナリ勝ち上がってしまう馬も多いだけに注意したいところです。

 先月も、木下リストの馬は西で東でサクレツ!派手なところでは、昇竜S勝ち馬ナスダックパワーが、ユニコーンSを快勝。昇竜S4着馬アップアンドカマーも、14番人気ながら3着に入線。この2頭のワイドで、5230円もつけちゃいました!!(担当は欲張りすぎて、この組み合わせの馬連しか持ってなかった・・・)

 また、ファルコンSでも、同じ昇竜S7着だったロッキーアピールが、5番人気で2着。馬連は8830円と、これまた高配当!そういえば、この馬、昇竜Sでは1番人気だったのにねえ・・・。というわけで、別欄にもあるように、レベルの高いレースは着順が下でも注意が必要だよ!(6月18日現在、先月掲載のリスト上位3頭のその後の単勝回収率は177%。表中、※印のレースは先行馬のみ注意)