LHP指数

2019年9月18日 2024年9月17日

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LHP指数とは？

LHP指数=中間~ゴール(走破タイム-前半3Fタイム)地点までの速さを数値化

アルファベースでは【走破基準タイム】だけではなく、【FHP基準タイム】や【LHP基準タイム】など、各指数ごとに基準タイムを設けてあります。

一つのレースの中で先行・中段・後方と位置取り次第で必ず違ったラップを踏むことになります。
物理的には後方で楽すれば楽するほど追い上げ時計は速くなっていきますが、先行馬がペース的に楽すればするほど、後方馬がいくら優秀な追い上げをみせたとしても前を交わすのが困難になっていきます。

そのように先行馬を交わすことが不可能と推測できた数多くのレースでの後方馬の追い上げタイムを分析することで、クラスごとの【LHP基準タイム】を設けることができました。

そして【LHP基準タイム】+【実走タイム】+【馬場差】とを比較計算したものが【LHP指数】になります。

LHP指数の概念は『ペースに左右されず安定して差してこれるかの目安』なのですが、LHP指数がいくら優秀でも先行馬が楽する流れによっては善戦はできても馬券に繋がらない場合も考えられます。

しかしハイペースの場合にはLHP指数の優秀な馬の活躍が目立つのも事実なのです。

※ (アルファベース出馬表では[PLUS]および[FULL]でのみに記載されます)

2006年8月20日の新潟3Rに出走したグラッドテンエイの馬柱です。
2走連続で水色表示されており、ハイペースの展開を演出する可能性を持った馬というのがわかると思います。
この他にもファイトスターやタマモアテンションなど同型が何頭かみられ、ハイペース必至と思わせられるレースでした。

2006年8月20日･新潟ダ1800m 3Rの出馬表はこちらからダウンロードできます。

そこでLHP指数に注目すると･･･

上図のベルベットボクサー(7番人気)とベルモントアーサー(5番人気)など、優秀なLHP指数を発揮した実績のある馬を狙うこともできるので、思わぬ穴馬券に遭遇できる可能性がうまれてきます。

ダートの重馬場など脚抜きのよい渋った馬場状態の時にも、LHP指数の高い馬の連対が目立ちます。
下記の2例ではLHP指数の高い馬が揃って連対し高配当を演出しました。

2006年1月23日代替･中山ダ1800m 07Rの出馬表はこちらからダウンロードできます。

2006年1月23日代替・中山ダ1800m 12Rの出馬表はこちらからダウンロードできます。

ダート重馬場のように脚抜きのよい渋った馬場状態の時はLHP指数の高い馬に注目!!