『混合CL2を狙う!』(2頭連・2頭軸・調査編)
こんにちは。スタッフのクマゴロウです。ホープフルSも終わり、2023年の中央競馬も終了♪
皆さま、今年の馬券成績はいかがでしたでしょうか?
今回は、前回の実践編「CL2の狙い方」(2頭軸を調査する編)を、おおくりします。
CL2のおさらい
まずは、簡単にCL2のおさらい。
CL2とは…
赤CL馬が2頭出走している赤CL2。(全CL2レースの約2%の42レース)
赤CL馬がと、青CL馬が1頭づつ出走、合計2頭出走している混合CL2。約24%にあたる410レース)
青CL馬が2頭出走している青CL2。青CL馬が2頭出走している青CL2(約74%にあたる1287レース)
赤CL2は前回の記事でも紹介しましたように、1番人気の芝レースの勝率は62%、連帯率は81%、複勝率83%という驚異の数字です。
さて、CL2レースの約24%(410レース)にあたる混合CL2。成績はどのようなものでしょうか?!
それでは、調査開始です♪
混合CL2の成績はどう?
混合CL2のレース数(調査期間2020年~2022年)は410レース。
成績の内訳(クラス別)はこちら。
「2頭ともが飛んだ(馬券にからまなかった)レースの割合が16%(画像中の青枠部分)ですので、実に84%が馬券になる計算。
Point!!
・出走CL馬が2頭とも複勝圏に入ったのは全体の約3割(28%)
・2頭のうち、どちらか1頭だけきた割合は、約6割(57%)
混合CL2…2頭軸で買う?!
2頭ともくるレースが約3割(28%)もあるんやったら、そのレースだけ買ったらいいのと違いますのん~?
ですな。ちょっと調査してみましょう♪
全混合CL2レースの約3割(28%)にあたるのが「2頭がくるレース」。
何か傾向が発見できないかと、2頭がきたレースの内訳を見てみます。
それがこれ。
混合CL2馬が1、2着だったレースは、51レース(芝27レース・ダ24レース)。
さらに調べてみると、そのうちの39レース(約76%)がランキング馬A-Bでの決着でした。
1、3着レースは39レース(芝16レース・ダ23レース)。2、3着レースは23レース(芝8レース・ダ15レース)と、芝レースにくらべてダートレースの率が少し高め。
その中で、特に注目すべきは「未勝利ダート戦」。
連対したレースが26%(馬連・馬単的中)。1-3着、2-3着だったレースも26%(ワイド的中)あります。
2回に1回は、2頭のワイドが的中する計算!
混合CL2を狙うなら?!
出走2頭の“馬連・ワイド”を狙うなら、未勝利のダート戦!
馬連を買うなら、「2頭のランキングがAとB」は必須!
ちょっと深堀!
🤔混合CL2馬が2,3着になるレース。
「いったいどんな馬が、2頭を差し押さえて1着になったのか?」、気になって調べてみたところ、そのほとんど(91%)がランキング馬。
11番人気の馬が、1着にきたレースもありましたが、なんと!その馬もEランキングでした。
🤔混合CL2馬が1,3着になるレース。
「どんな馬が、間に挟まったのか?」も調べてみたところ、こちらも77%がランキング馬。
『赤CL2馬⇒ランキング馬⇒青CL2馬』の順できまったレースが72%もあり、馬券を買うなら「混合CL2馬を、3連単の1,3着固定、2着はランキング馬」というフォーメーションはありかも?!
芝・ダートをさらに分析!
もう少し、深堀してみるべく「レースの距離」に注目してみました。
すると、こんな結果に…
芝・ダートだけじゃなく、距離による傾向も見えてきました。
混合CL2を狙うなら?!
2頭の連(2頭軸)を狙うなら、芝の1700m~2000m、ダートの1000~1300mと1400~1600m。
対象レースが少なめですが、芝の2100~2400mも要注目。
さらに深堀!
どちらか1頭がくる率が高いのは芝1700m~2000mと、ダートなら1000~1300m。対象レースが少ないですが、芝の2500m以上と、ダートの2100~2400mも高し。
1頭だけきたレースも、相手が無印馬になることは非常~に少なく(芝1700~2000mは47レース中3レースのみ・ダートの1000~1300mは19レース中3レース)、馬券もランキング馬だけを考えたらよさそうです。
CL2…とぶレースにパターンはあるのか?!
さて、さらに調査を進めたいところですが…本年は、ここで終了~♪
次回以降は、混合CL2レース飛ぶレース(1頭とぶ、もしくは2頭ともとぶ)と、青CL2についても、調査していきます。
果たして、何かヒントを発見することができるのか?!
来年も、データと向き合う日々が、続きそうです。
今年も多くの方に、「よもやま話」をご覧いただきました。
つたない内容にお付き合いいただき、ありがとうございました。
どうぞ皆さま、良いお年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
❝アルファベース分析官” クマゴロウシリーズ
・集計にはTARGET JVとJRA-VANのデータや、EXCELなどの表計算アプリを活用し集計しています。
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