パ~パパパ~パパパ~♪競馬と音楽のオハナシ
京都競馬場 X 東京スカパラダイスオーケストラ
こんにちは。スタッフのクマゴロウです。前回、この“よもやま話”で「京都競馬場 × 京都南座・京都競馬場グランドオープン記念イベントに行ってきた」をレポート。
先日4/22にグランドオープンしたばかりの京都競馬場。その開催期間中は、武豊さんプロデュースのクラフトビール、オープン記念弁当、キッチンカー大集合やら、様々な企画やイベントが行われています。
そして、その企画は、食だけにとどまらずオープニングソングの制作まで行われてます!!
先日、会員さんの掲示板でも、京都競馬場と東京スカパラのコラボレーションの話が登場。
京都競馬場×東京スカパラダイスオーケストラ 特別コラボレーション決定!
グランドオープンを記念して、日本が世界に誇るスカバンド「東京スカパラダイスオーケストラ」とのコラボレーションが決定しました。
今回のコラボレーションでは、東京スカパラダイスオーケストラがオリジナル楽曲を特別に書き下ろしました。
今後公開される様々なプロモーションにも登場予定!特設サイトでも、随時情報を公開中。YouTubeでMVが視聴できます♪
2023年3月25日 JRA HP「 JRAニュース」よりピックアップ
そんなコラボレーションの話題に関連して、今回は、競馬場に行った時に耳にする「音楽」のお話をおおくりします。
競馬場、いろんな音楽が流れます♪
ちょっと気を付けて聞いていると、競馬場では場面に応じて、様々な音楽が流れています。
皆さまご存じのレース前のファンファーレや、本馬場入場、競馬場が開閉門する時…等々。
競馬場だけではなくTVでも耳にされていると思いますが、ファンファーレは、G1・重賞・特別・一般と、各レースの種類や、競馬場(北海道、福島と新潟、関東、関西、中京と小倉)で違う曲が使われてます。
私は、特別競走の本馬場入場(関西)時に流れる「Legend Will Begin」(作曲:椎名邦仁)という曲がお気に入り。
その曲を聴きながら馬券を買いに行くと、的中率が少しだけ上がるような気がします。
ちなみに、誰がこの音楽(BGM)を流しているのか?というと…
競馬場から、音響業務を請け負っておられる音響会社の方が担当。
音のプロ達が、間違いのないように厳重な管理の元、各場面で音を流しておられるそうです。
ファンファーレの作家陣
さて、このレースのファンファーレって誰が作っているの?
その作曲家をまとめてみますと~
東京・中山競馬場のファンファーレ
すぎやまこういち氏
ゲーム「ドラゴンクエスト」の音楽を担当されている大御所作曲家。
そういえば、G1のファンファーレのはじまりは…ドラクエのオープニング曲の出だしと似ているような気もします。
京都・阪神 競馬場
宮川泰氏
「さらば~地球よ~」の宇宙戦艦ヤマトの作曲者。
札幌・函館 競馬場
鷺巣詩郎氏
新世紀エヴァンゲリオンの劇中歌を作曲されている方です。
福島・新潟 競馬場
服部克久氏
ザ・ベストテンのテーマの作曲者。
中京・小倉 競馬場
川口真氏
ウルトラマンタロウ・レオの主題歌作曲者。
ジャンプレース共通(G1・重賞・一般)
三枝成彰氏
関口宏のサンデーモーニングのテーマ曲などを作曲。
そんな著名な作曲家陣を集めたJRAのファンファーレですが、あるG1レースだけ、一般公募されたファンファーレが使われています。
それが宝塚記念。
応募された中から、選ばれた曲は早川太海氏の作品。実は、この方も作曲家で「世界遺産」特番テーマ等を作っておられます。
ちゃんとした音楽知識がないと、たくさんの楽器が奏でられるファンファーレの作曲はムズカシイでしょうね♪
ちなみに、このファンファーレを集めたCDが発売されています。
JRAのHP、Q&Aの中でも「JRAのファンファーレのCDを手に入れたいのですが、発売していますか?」と取り上げられているくらい、問い合わせが多いのかも。
Q:JRAのファンファーレのCDを手に入れたいのですが、発売していますか?
A:JRAのファンファーレのCDについては、すぎやまこういち企画・監修による「KING OF TURF 中央競馬のファンファーレ2001年完全版」(定価2,100円)が、SUGI LABEL 【 SVWC-7248 】から発売されています。詳しくはお近くのCDショップなどにお問い合わせください。
JRA HPのQ&Aから抜粋
アマゾンで購入可能です。このCDは、すぎやまこういち氏(中山・東京競馬場ファンファーレ作曲)自らプロデュースの元で制作された企画アルバム。
毎朝、出勤時に‥ファンファーレで気合をいれるというのはどうでしょうか♪
閉場も、BGMで皆さまをお見送り♪
もちろん、閉場時もBGMで皆さまをお見送りされているみたいです。
らしいというのは、どんなBGMが流れていたのか、私、まったくといっていいほど記憶が無し。
きっと、BGMを聴いている余裕もなく、足早に競馬場を去っているからかもしれません…
今年は、コロナも終息しそう&京都競馬場も新しくなったし、競馬場に足を運んでみよかと考え中。
次こそは、重くなった財布を手に、閉場BGMに見送られ、意気揚々と競馬場をあとにする予定です♪