スローペース予想

2006年6月4日 東京6R 4歳以上500万下 ダート1600m

【レースの展開を読む!!】

出走馬を見渡すと、1番グリーンカイザーは前走こそ逃げてますが、今までの戦法は逃げ一辺倒(4走、5走前は後方待機)で無く、今回は控えて競馬をする可能性も十分ありそうです。
このレース、何としてもハナにこだわりたい馬は不在と考えましたので、ここはスローペースになると想定しました。

※スローペースで進むと上がりが速くなるので、アガリ3Fの速さを表す『LH3f指数』の高い馬を選ぶ方法を推奨します。(選ぶ際は前々で競馬をする馬から優先に)

【スローペースを想定したアプローチ方法】

スローペースで好成績を残している馬をピックアップする。

アルファベースの補正前指数枠の色分けに注目。黄色の枠はレースペースがスローペースだったことを示しています。まず、スローペースのレースで指数が高い馬を、予想の際にピックアップします。

高いLH3f指数を残している出走馬は以下の五頭がいます。

05番 ソフトパワー
07番 ナウシカトウショウ
08番 ハリアーズリベンジ
10番 ペイデイ
16番 サンデーコバン

LH3f指数の高い馬をピックアップする。

スローペースになったレースでは、LH3f指数の値に注目します。また、LH3f指数の高い馬の中でも、前々で競馬する馬をピックアップします。

  • 05番 ソフトパワー
    2走前がFHP指数-4でLH3F指数+8、3走前がFHP-4でLH3F指数+4で出走馬の中では16番サンデーコバンに次ぐLH3F指数であり、前々で競馬できる馬を優先的に考えれば十分狙える。
  • 07番 ナウシカトウショウ
    前走がFHP指数-22でLH3F指数が+8。
    基準よりも2秒以上緩いラップを踏んでLH3f指数+8では、ナウシカトウショウより前で競馬できて同等の後3Fを発揮してるサンデーコバンやハリヤーズリベンジより明らかに見劣りする。
  • 08番 ハリアーズリベンジ
    2走前がFHP指数-11でLH3F指数+8、4走前がFHP指数-10でLH3F指数+5でこの馬も、出走馬の中では5番ソフトパワーと同じく16番サンデーコバンに次ぐLH3F指数であり十分狙える。
  • 10番 ペイデイ
    前走がFHP指数-5でLH3F指数+1で、取り上げた他の4頭と比較すると見劣るが、前々で競馬できる馬を優先的にと考えれば十分狙える。
  • 16番 サンデーコバン
    2走前がFHP指数-9でLH3F指数+9は、上記で取り上げた他の4頭と比較してナンバー1の後3Fであり、しかもFHP指数-9と前目で競馬して発揮したもので十分狙える。

【馬券アプローチ】

前々でレースをする馬を優先にLH3f指数とアルファベース指数を考慮して有力順に並べると以下のような結論に至りました。

  • 05番 ソフトパワー (2番人気)
  • 16番 サンデーコバン (4番人気)
  • 10番 ペイデイ (3番人気)
  • 08番 ハリアーズリベンジ (5番人気)
  • 07番 ナウシカトウショウ (16番人気)

【結果】

結果は想定どおり平均ペースとなり、選んだ5頭中の3頭が1着~3着に入線しました。