続・3歳馬(2歳馬)の成長度合い

前回に引き続き、3歳馬(2歳馬)の成長補正についてのお話しです。

先週行われた3歳馬限定のオープンと重賞は以下の4つです。

  • ’20/5/09 東京11 プリンシパルS
  • ’20/5/09 京都11 京都新聞杯
  • ’20/5/10 京都10 橘S
  • ’20/5/10 東京11 NHKマイルC

これらのレースで成長補正を施した結果、どうなったを簡単に報告したいと思います。

その前に補正方法だけおさらいしておきます。

成長補正方法

まずはアルファベースでその馬の最高値が何月にマークされたものかをチェックします。
そして最高値に以下の補正値をプラスするだけ。✏️
最高値が3月であれば補正値は2。12月であれば補正値は5です。
8月・7月と補正値が低くなっているのは休み明けを考慮して低くしてあります。

成長度補正値

4月①・3月②・2月③・1月④・12月⑤・11月⑤・10月⑥・9月⑥・8月⑤・7月⑤

*今日現在が5月なので最新月は4月となっています。6月になれば4月を5月に、3月を4月に差し換えてご利用ください。 補正値は時期によって多少変動させる場合があります。

「1ヶ月で約2ポイント前後の成長を遂げる」が前提ですが、補正後の指数が高くなりすぎる事を懸念して補正値は少し低めに設定してありますので、個々の観点で調整していただいて構いません。

強い馬ほど成長度は大きいと感じているので、重賞での1着指数の補正値は1.5倍。
2着指数の補正値は1.2倍にします。

更に詳しい補正方法についてはこちらをご覧ください。

過去5走の最高値に補正値をプラスするだけ

軸馬へステップアップするための信頼度と期待度

成長補正を施した方が明らかに良いとは言いませんが、前走指数&ランキングだけを頼りにするよりも予想の幅は広がると感じています。

4レース続けて並べます。
指数横のDはダート・Sは芝。補正値横の*は重賞での1or2着を表します。

プリンシパルSのビターエンダーや、橘Sのカリオストロなどは指数ランキングからは感じ取れない信頼感を感じ取れるようになってはいないでしょうか?

NHKマイルCのラウダシオンなどは、単なる穴馬から実績を伴った穴馬へと期待度が大幅アップしていないでしょうか?

今回はあまり多くを語らず、個々の印象にお任せしたいと思います。

成長補正値が高くなった馬に共通して言えるは「軸馬へステップアップするための信頼度と期待度」が高まるという事です。

オークス・ダービーに向けて

当面の間、3歳限定戦は続きます。

前回のブログでは”未勝利戦や3歳(2歳)限定1勝クラスでも使えます”と書きましたが、素質の高い馬に比べると存在能力を発揮するのが下手なようにも感じます。

存在能力を発揮するという点ではオープン及び重賞の方がマッチしやすい気がします。

今週は3歳ダートオープン戦「青竜S」が行われます。
出走予定馬の成長補正値を掲載しておきますので良ければ参考にしてみてください。

成長補正値は推測値でしかありません
過信しすぎずお楽しみください