木下健の予想術

「ダート1700Mと1800Mは似て非なり」実践編

前回の「ダート1700Mと1800Mは似て非なり」による実戦報告をと意気込んでみました。
適当な馬がなかなか見つからなかったんですが、ようやく報告できる事例が生まれました。

 

’20/9/20 中山6R

 

このレースの1番人気はミモザゴール

前走は新潟ダ1800をハイペースで逃げて2着に踏ん張りました。
2走前には福島ダ1700を平均ペースで逃げ切って未勝利を卒業しました。

前回ブログの「アナログ的思考」で言うとこの馬は1700タイプ?1800タイプ?
この辺に関しては自分勝手な推測でしかないんですが、私は貯め逃げするよりもスピードを活かして逃げる方が良いと思うので1700タイプと考えました。

その結論へ至るポイントは、前走の厳しいペースで2着に残った事実をどう評価するか。でした。

危険な1番人気馬

 

ハイペースで逃げて2着に踏ん張りましたが指数はわずか68

1勝クラスの基準値は75です。

登録抹消されず、1勝クラスで走る未勝利馬が好走時にマークする指数が68前後ですから褒められた数値ではありません。
踏ん張ったというよりも、他馬が凡走したため2着に残ったという風に私は評価しました。

内容に疑問を感じたので、FULLタイプ提供の裏UTコメント(参照)には以下のように残していました。

ハイペースで逃げて2着に踏ん張ったが、威張れるような内容じゃないので過信は禁物

 

2走前に1700を平均ペースで逃げ切った際にマークした指数は71と未勝利では優秀。
これらの事からこの馬はスピードが勝っているので1800では垂れる危険性のある1700タイプと考えました。

今回はメンバーが薄いためランキングはAXになってますが、逃げ馬が複数いる上に差し馬も多く、危険な香りがプンプンします。

1700ならば巻き返しに期待して軸にしますが今回は頼りないと思いました。

 

2番人気はアドアステラ

この馬は3・4走前に73の好指数をマークしており、メンバー中唯一のCL馬(参照)でした。

しかし前走はミモザゴールと同じレースに出走し、しかも垂れたミモザゴールを差しきれずの3着なので裏UTコメント(参照)には以下のように残しました。

ハイペースで前が止まったお陰で3着まで届いた。普通なら届くような脚色ではなかったので過信は禁物

 

今回ハナに行きそうな馬は③ライクアジュエリー⑫ミモザゴール⑬ヒートライトニングの3頭。
どれが逃げても平均ペースもしくはハイペースという感じ。

もしも前走程度しか走れなければ届かず着外という可能性もあり得る程度の人気馬と感じました。

 

1800タイプを探す

 

そんな2頭が人気になってると思った途端、買いたい度がMAXになりました。

軸になりそうな馬がいないかと探したところ、目についたのがナスノフォルテ(3番人気)でした。

まずダートは4戦して1・1・1・1と好相性。
1800については3戦全てが複勝圏内です。

素質に期待して芝でデビューさせたが、芝では力不足と見切ってダートに方向転換してきたと見て間違いなさそうな戦歴。
前走の新緑賞出走などは、未だ捨てきれない期待の現れではないかとも勘繰れますし(笑)

さらに付け加えると、戦歴からは前回の「アナログ的思考」(参照)で言う所の『上がり勝負を好むスタミナタイプ』と言えますし、さらにさらに※成長補正値(参照)からも人気の2頭と大差ありません。
※馬柱右端赤丸72

単純に馬柱5戦の指数だけで判断すると軸に出来そうにありませんが、これらは昨年12月から4月初めまでのもの。
3歳馬の成長度合いを加味してやることで、互角に戦える存在に変わることは成長補正値の所で説明しました。

これらをトータルすると人気の2頭よりは信頼できると思いました。


 

そして目についたもう一頭がガルナッチャ(4番人気)。

この馬のセールスポイントは何と言っても※成長補正値(参照)の高さ。
基礎能力としてはメンバー中1番である可能性を感じさせる数値です。
※馬柱右端赤丸75

この高い成長補正値の根拠となっているのが2走前の4/12の中山1Rで勝利した際にマークした70という指数。
この数値が大きく間違っていないかを私が調べる際に用いるのもアナログ手法。

そこで負かした馬たちのその後の指数(成長度)をTARGETを使って一頭一頭調べ、見当違いの指数に設定していないかを見て行きます。
2着ジェロボーム、3着ジュネス、4着ヴェリエーロ、5着ゾールシカ・・・と順に調べた結果、4/12中山1Rに設定した指数は順当な数値であるとの結論に至りましたので、成長補正値の75は大げさな数値ではないと思えます。

TARGETの成績画面は見易いように一部加工してあります

 

いやしかし・・・。
いくらなんでもこれだけの後方脚質で届くんやろか?という疑問が頭を離れません。
アドアステラでも届かん可能性があるのに、それより更に後ろからとなれば・・・。

その数分後。
そっか、弱い同士がやりあって止まってくれるんやし、まぁええか。
これ以上考えても答えは出んし(笑)

ということで2頭軸で行くことにしました。

 

競馬あるある

余談ですが。

誰もが「予想上手の馬券下手」ではないでしょうか?
私も例に漏れず「予想上手(自称)の馬券下手」です。(汗)

  • 3連単を買えば3連複なら当たってた・・・。
  • 単勝を買えば複勝なら当たってた・・・。
  • 馬連を買えばワイドなら当たってた・・・。

こんなんばっかりです。 (TT)

実はこれ、複コロの弊害ではないかと感じてまして、3着までにくればOKという曖昧な予想を続けてきた事へのしっぺ返しなんちゃうか?と思ってます。(~~;

今では自分には3頭目を当てる能力は無いと言い聞かせ、極力馬連かワイドしか買わんようにしています。


 

ここも2頭の馬連で勝負と思いましたが、「ワイドやったら当たってたー(TT)」ってオチが見え見えでした。(汗)

2頭のワイドが7倍以上ついてたんで勝負するには十分なオッズでした。

そしてそんなに付くんならワイド以外の馬券を追加するという選択肢まで生まれました。
いつもならこの場面で馬連を選択するんですが、人気2頭が頼りないという理屈であれば、3・4番人気のナスノフォルテガルナッチャが勝つ確率が高まるという理屈も成り立つので、回収率重視で馬単を選択してみました。

 

ワイド790円
馬単3,260円

 

儲かる事が競馬の最大の快感でありますが、それにも匹敵する快感が「予想がハマる」って事やないかと思います。

今回の儲けは大した額ではないですが、金額以上の大満感を得ることが出来ました。