よもやま話

牝馬G1必勝法は『ラリルレ…ロ』?

こんにちは、スタッフのクマゴロウです。

レースをしていると、周りで良く聞く会話があります。

「あ~、レッド○○が三枠(赤帽子)に入ってたのに買ってないわ~。」
「スリー××が馬番3番に入っるし買いや!」

語呂合わせというか、ちなみ馬券というか‥名前と枠色や、名前と馬番を関連づけて買う手法。いわば、馬券を買う遊びゴコロ的なトーク。

皆さんも、そんな話を聞いたコトがあるのではないでしょうか。

実際に三枠(赤帽子)に入ったレッド○○が勝ったりすると、「次は、ちょっと抑えておこうかな」なんて気持ちが、芽生えてしまいます…まぁ必勝法とは言えないですよね。

 

 

ちなみに…2009年秋華賞、赤枠に入ったレッドディザイヤが勝ってます。

牝馬G1の必勝法?「牝馬はラ行!」

私の知人に、競馬歴約30年のベテラン?のDさんがいます。秋華賞の前には、彼から聞いた話を、ついつい思い出してしまいます。

その彼、アルファベースの会員さんでありながら「指数はあまり見てません。基本は馬名です。」と豪語する変人‥もとい個性的な方。

ご想像の通り…的中率は、超が付くほど低いです。

そのDさんが、ある日、競馬仲間から「牝馬G1で高配当をバンバン的中させる高井(仮名)さんという人がいて、その高井さんが言うには、牝馬G1には秘密の必勝法がある。」という話を聞いたそうです。

その必勝法というのが「牝馬G1の必勝法は、ラ行や!ラ行の馬を買え!」(翻訳すると「馬名に、ラ行の文字が入っている馬を買え!」)だそうな。

 

 

「そんな必勝法があるのか?!」と、半信半疑ながら、気になったDさん。その後、牝馬G1というと「ラ行」の馬を探すようになります。

ところが、厄介なことにラ行の文字がつく馬が多いこと多いこと。「◯○ラブ」だの「◯◯リリー」だの、ラ行の文字を馬名にもつ馬が半分を占める…なんてG1も多し。

「山ほどラ行の馬がいるやん!必勝法でもなんでもないわ~。」と、しばらくは忘れていたらしいのですが、またもや、高井さんの牝馬G1必勝法の追加情報を得ます。

追加情報「牝馬はロ」

次なる必勝法は‥

「牝馬はラ行が必勝法やけど、特に『ロ』が付いてる馬が買いや!」とのこと。

 

 

「ラ行、特に『ロ』と限定されるなら、まだ絞れる余地はある。」と考えたDさん、牝馬G1で必勝法を試すチャンスを待ってたそうです。そして、むかえた2007年優駿牝馬(オークス)。

その日は、アルファベース会員の有志が集まったオフ会が、難波パークスWINSにて行われ、私もDさんも参加。会の話題も、当然ながらオークスの予想が中心となります。

一番人気馬は「ベッラレイヤ」(秋山真一氏騎乗)で、単勝2.6倍。集まった会員さんも、「ベッラレイヤ」を軸で購入された方が多い傾向。

さて、出走馬中、ロの付く馬はというと「ローブデコルテ」「ハロースピード」の2頭。

Dさんは、その2頭を一着固定、2着はベッラレイヤ、3着に他の会員さんがよさそうと言っていた馬をいれた3連単フォーメーション馬券を10点ばかり購入。

レースの結果は‥

一着・ローブデコルテ
二着・ベッラレイヤ
三着・ラブカーナ

で、見事的中!
まさかの、三頭とも馬名にラ行の文字が入っている馬で決着!!

「なんでそんな組み合わせで買えたん?!」とたずねるも、「名前!名前!」と意味不明な説明。その時、Dさんは「これって牝馬G1の必勝法なんとちゃうの!」と思ったそうです…この変人の買い方、なかなか真似できません。

当時、木下さんが残した「ベッラレイヤ」の馬コメントを見ると

「オークスで1.2番人気は間違いないと思うし勝ち負けも可能だと思うが、実力以上に人気になりすぎる典型的な感じ。もし、馬場状態次第では惨敗もありえる危険と背中合わせの気がしてならない」とありました。

Dさんが、そのコメントを知っていたかどうかは不明ですが、多分、知らなかったでしょう。

 

2008年、秋華賞事件。

そんなDさん、ローブデコルテで的中して以降、この必勝法を試すも、そうそう上手くいかず…しかし、この買い方は辞められずのまま続けていたそうです。

ところが、2008年秋華賞、事件が起きます。

この年、11番人気・単勝29倍台の「ブラックエンブレム」の馬コメントに注目が集まってました。

木下さんが残したオークスの馬コメント

「ブラックエンブレム:今回のスタートを見ると、前走の出遅れはやはり状態の悪さから来るモノだと再認識。ラスト300ほどを残して手応えが甘くなったが距離的なものではないかと思われ、秋華賞こそ最も能力を発揮しやすい舞台のような気がした。」

馬コメントを、予想の参考にしている会員さんから聞くところによると、このコメントなら「間違いなく軸!単勝にいくしかないやろ~。」と思った方が多かったそうな。私も”単に投入“の一人です。

 

Dさんも、このコメントの話をかぎつけ、軸はもちろんブラックエンブレムです。

ただ、この必勝法を続けていたDさんはというと、

「『ロの付く馬』とブラックエンブレムの二頭軸で、紐は気になった馬(馬名?)の三連複を20点ばかり購入しました。あとは、秋華賞までのレースで儲けた金額を、全額ブラックエンブレムの単勝に行く算段やったんですが…捕らぬ狸の皮算用で資金を減らしまして、秋華賞を前にPAT崩壊で残高0。単勝買いは諦めましたわ。」

ということで、レースは完全に観戦モード。

最後の直線で抜け出し、ゴール板を1着で過ぎるブラックエンブレムを見て…「あぁ、やっぱ来たやん~。アマキャンドルはどこ?あぁ~後ろから数えた方が早いわ~。エンブレムの単で良かったやんか~!」と頭を抱えていたそうな。

レース終了後、TV画面には、見たことのない数字(3連単1000万越え、3連複も100万越え)が表示され‥?!?

目に入ってきたのは‥3着馬の名前…プヴィナージュ!!!

 

 

ブラックエンブレムとプヴィナージュ二頭軸の三連複は買ったけど、紐って何を買ったか覚えてない。何インディゴ?そんな馬、買ってたっけ?と、恐る恐る投票履歴を確認したところ…”的中”の印を発見!

的中の文字を見つけた時は、どんな様子だったかというと、「え~!マジか~!ロ~やがな!ロ~、ロ~!と、一人叫んでましたわ。」とのこと。

近くに人がいたら、「ロ~ロ~と、興奮して連呼する頭のおかしい人がいる。」と、通報されたのに違いありません。

この経験から変人Dさんは、今もラ行とロの必勝法から抜け出ることができないみたい。

2022年、残りの牝馬G1はいかに?

さて、2022年残る牝馬G1は秋華賞・エリザベス女王杯・ジュベナイルフィリーズ。

Dさんは、必勝法で挑むか?気になるところです。

ちなみに今年のオークス。二着馬の名前は「スタニングーズ」で、まさかのロ!

牝馬G1…馬名に注目してみてはいかがでしょうか♪

私の必勝法・法則はというと‥あれもこれも試しすぎてまだ定まりを得ず。必勝法に振り回され気味です。。

#当たるも八卦当たらぬも八卦
#馬名で当たる必勝法?…そんなアホなことはないやろ
#ウォッカ、アパパネ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイ…残念ながら馬名にロは入っていない

2008年秋華賞のブラックエンブレムの話は、こちらの書籍にも登場。

木下さんも単勝はゲットしたが、3連複3連単はとれず「逃がした魚は大きいですわ」というのは、本人談。

 

「競馬で妻子を養う男・木下健の『相馬眼伝授』」
本人の解説DVD付きです。