“A-base分析官” クマゴロウ『CL2を分析!』(基礎編)
こんにちは。スタッフのクマゴロウです。
2023年GⅠレースも残すは数戦。世間も年末モードに突入してまいりました。
今回は、CL分析の続き、『CL馬が2頭出走しているレース』(CL2と命名)について調査していきます。
CL2は、赤・混合(赤青)・青の3種類。
CL馬については、以前の記事を参照いただくとして…
今回のCL2の分析もCL1と同様に、2020年~2022年の3年間(*1739レース)を調査対象とします。
さて、CL1には、赤CL1(赤CL1馬が1頭出走)と、青CL1(青CL1馬が1頭出走)の二種類のレースがあり、それぞれを分析してみましたが、CL2には3種類のレースがございます。
それが、こちら…
CL2は三種類
- 赤CL馬が2頭出走している赤CL2(全CL2レースの約2%の42レース)
- 赤CL馬と、青CL馬が1頭づつ出走、合計2頭出走している混合CL2(約24%にあたる410レース)
- 青CL馬が2頭出走している青CL2(約74%にあたる1287レース)
赤CL2レース(赤CL馬が2頭出走)は非常に少なく、赤CL2馬と青CL馬、もしくは青CL2馬の2頭が走るレース(混合CL2と青CL2)が、そのほとんどを占めています。
CL2馬全体の成績はというと…
1739レース中、出走CL2馬のどちらかが1着になったのは750レース。連対したのは1149レース。馬券圏内(3着までにはいった)は1350レースとなかなか優秀です。
では、赤・混合・青CL2について、詳しく見ていきましょう♪
赤CL馬2頭なら、ワンツー必至?(赤CL2)
まずは、赤CL馬が2頭出走の赤CL2の成績を見てみます。
ダートに比べると、芝レース成績が、少しだけ優秀な赤CL2馬。さらに、特筆すべき点は1番人気の時の成績です。それが、こちら。
1番人気の時は、勝率・連対率が二割増し!ぐ~んとアップします。
上記の成績や、以前に分析した赤CL1馬(クラス基準をクリアした馬)の成績(勝率44.1%・連対率61.9%)から考えるに…
「レースレベルをクリアした馬が2頭出てるわけでしょ。そんなら、その2頭で決まるレースが多いんとちゃうの~♪そうやったら、むっちゃ簡単やん!」
と思い、調べてみると…
赤CL2の成績
芝レース(19レース)
・ワンツー(1-2着)で決まったのは7レース
・ワンスリー(1-3着)で決まったのが2レース
・1頭が1着、もう片方が着外が7レース。
・1頭が2着か3着、もう片方が馬券圏外が2レース。
・完全に2頭が飛んだのは1レースだけの結果。
ダートレース(23レース)
・ワンツー(1-2着)で決まったのは7レース
・ワンスリー(1-3着)で決まったのが1レース。
・2着3着が3レース。
・1頭が1着、もう片方が着外が6レース。
・1頭が2着か3着、もう片方が馬券圏外が3レース。
・完全に2頭が飛んだのは2レースだけという結果。
「ワンツー決着で決まるか?!」というと、なかなか一筋縄ではいかない結果に…残念っ。
ちょっと深堀!
ワンツーで決まったダートを調査していたところ、ある傾向を発見!それが『距離!』。該当の7レース中、5レース(約70%)が、1400m戦でした。
調査対象のレース数が少なく、データとしては少々ものたりない気がしますが…「スイチで馬連を買うなら、ダート1400!」です♪
信じる?信じない?
さらにこんな傾向も発見!
『未勝利・赤CL2(芝・ダ問わず)を勝った馬の後の戦績を見ると、三勝クラスまで順調に勝ち上がっていく馬多し。』
赤CL2を勝った馬は、クラスが上がっても、しばらく追いかけてみてはどうでしょう?「出世するには赤CL2を勝つことが必須?」なのかもしれません。
ちなみに、その中にはグレナディアガーズ(G2)、アスクビクターモア(G1)というビッグレースを制す馬もいました!
赤と青なら「赤でしょ!」?(混合CL2)
続いて、CL2のレースの約1/4(24%)を占めている混合CL2について調査。
混合CL2全体の成績はこちら。
赤CL2の成績から比べると、10%ほどダウン。
ただ、混合CL2出走馬のうち、赤CL2馬だけを見てみると…まぁまぁの成績でした。(芝レースの成績がいいのは、赤CL2馬の特徴?)
赤CL馬(レベルクリアの優秀馬)と、青CL馬(ちょっと物足りない馬)の2頭が同時に走る混合CL2。
「まぁ順当に考えると、赤>青の順番で決着するんちゃうの~?」
なんて考え、ざ~っと調査してみます。
「赤>青の順で決着することが多い」という、予想通りの結果!
ただし、どう馬券につなげるか?については、次回の「CL2を狙う!」編で、詳しく分析していこうと思います♪
ちょっと深堀!
混合CL2のクラス別の勝率を見てみると、こんな傾向を発見!
未勝利…29.8%
1勝クラス…26.5%
2勝クラス…24.4%
3勝クラス…21.7%とクラスが上がるにつれて、だんだんと勝率が落ちていくのですが、
OPクラスになると、なんと勝率が“27%”までV字回復。
グレードレース(G3~G1)だと、32%に上昇!グレードレース(G1・G2・G3)が、混合CL2レースだった場合、CL2馬に注目です!
信じる?信じない?
調査をしていて一つ気になったことが…特に未勝利で負けた方の馬(赤CL2馬・青CL2馬にかかわらず)の中央抹消率が高し。
全76レース中(芝49レース・ダ27レース)、実に31頭(芝19頭・ダ12頭)が中央から去っています。
「未勝利・混合CL2に負けた馬は、中央競馬界から去れ!」なんて、ことが存在したりして?!
青2頭は、二頭軸に出来る?
続いて、CL2レースの約3/4(74%)を占めている青CL2を調査します。
以前、調査した青CL2(勝率26.6%・連対率44.9%・複勝率58.9%)に比べると、少し勝率・連対率・複勝率とも低め。
青CL2の成績を、詳しく見ていくと…
青CL2の詳細
- 1,2着で決まったレースは121レースで、青CL2全体の9.4%
- 1,3着で決まったレースは92レースで、全体の 7.1%
- 2,3着で決まったレース 65レースで、全体の 5.1%
- 1頭は馬券圏内、もう一頭が馬券圏外 は688レースで、全体の53.5%
- 両方馬券圏外のレースは321レースで、全体の24.9%
「どちらか片方が来て、片方が飛ぶレースが多い」といった結果に。
これには、何か傾向が隠されているかもしれません…このあたりも、次回の「CL2を狙う!」編で、詳しく分析していこうと思います♪
ちょっと深堀!
この「どちらか片方が来て、片方が飛ぶレース」。
「いったい誰が、飛ばしているのか?」と、騎手に白羽の矢を立ててみました。
青CL2レースの騎手成績を調査します。題して「飛ばす騎手たち」(騎乗数が少ない騎手は除外、青CL2に20レース以上騎乗している騎手に限定してみました。)
- 松若風馬騎手(20レース騎乗で着外が12レース)
- 石橋脩・池添謙一騎手(25レース騎乗で着外が14レース)
- 西村淳也騎手(27レース騎乗で着外が16レース)
- 和田竜二騎手(31レース騎乗で着外が20レース)等々。
池添謙一騎手にあたっては、勝率が4%で「頭は、ほぼいらんのちゃうか?」なんて思えてしまいます。
ちなみに、来る方の騎手の代表選手は川田騎手(43レースに騎乗して、勝率39.5%・連対率55.8%・複勝率65.1%)と、ルメール騎手(58レースに騎乗して、勝率25.4%・連対率52.5%・複勝率64.4%)。
こちらは「飛ばさない騎手」ですね。
今回は、ここまで!次回は、「CL2を狙う!」と題して、馬券の狙い方について分析していきます。
さぁ、どんな分析結果が出ますやら!?ご期待くださいませ♪
❝アルファベース分析官” クマゴロウシリーズ
・集計にはTARGET JVとJRA-VANのデータや、EXCELなどの表計算アプリを活用し集計しています。
・集計には、細心の注意を払っておりますが、データ量が多いため、いくつか見落としているデータがあるかもしれませんが、広い心で受け止めていただけますと幸いです。