2019年11月10日「福島放送賞」福島ダ1700mの馬券術
10日 福島12R 福島放送賞
「’19/11/3「みやこS GIII」京都ダ1800mの馬券術」で紹介した『1角が近いコースでの外枠先行馬の不利』の件ですが、翌週にも似たような事がありましたんで紹介しときます。
このレースにはハナに立ちたい馬が3頭いましたけど、その3頭が大外に並ぶという珍しい枠順になりました。
馬名横の記号はチェック馬マークで、HH・HMはいずれもペースを作るタイプの馬であるという事を表します。チェック馬マークの詳細はこちらで確認できます。
ま、Alpha-BASEやのーても競馬新聞見りゃ判りますけどね。
⑭ヒルノサルバドールが1番人気に推されてましたけど、こう並んだ時点で完全にお客さんと私は考えます。この3頭の内どれがハナを奪おうとも、無理せんとハナには立てん事が推測できますんで。
なので3着くらいに残るかも❓なんて考えは持たずスパッと切り捨てます。
わずかに出負けた⑭ヒルノ(黄色い矢印)とは対照的に⑮タイセイは好スタートでヒルノに被せる形になりました。(1・2枚目)
ハナ争いに加われなかったヒルノは、もっと行かせろと頭を上下に振ってアピール。(3枚目)
思うような競馬が出来なかった逃げ馬はモロイですね。 😥
結果的に4着に来ましたけど、後ほど説明するように好走ではないと感じてます。
はい、ここでアルファベースの出番です
3頭がせめぎ合うハナ争いでハイペースは必至と考えました。
(*1)FHP 赤で囲んだ数字
スタート~中間地点までの速さを数値化したもの
この3頭のFHP(*1)から推測すると今回のラップは+1~+5程度。
ちょっとしたハイペースで、めちゃに速くはならん感じです。
中段追走で-5~0。後方追走で-10~-8。
ならばっ!
ハイペースに巻き込まれる危険性のある好位追走馬より、中段以降でしっかりと末脚を使える馬を軸に
ハイペースで差し馬をピックアップする場合、「優秀な末脚」を持つ馬である必要はないと考えます。(クラスが低いほど)
なぜなら、余力を無くした先行馬を交わすのは普段以上に容易いからです。
なので余力のある先行馬を交わすために求められる優秀な末脚ではなく、「控えてた位置取り部分を確実に取り戻せる末脚」があれば良いと考えます。
そこで目を付けたのが・・・
🐴⑥データヴァリューです。
2走前がFHP-6でLH3f+5。(*2)
前走がFHP-11でLH3f+10。
中段であっても後方であっても、その位置取り分をほぼ巻き返せる末脚が期待できる材料です。
(*2)LH3f 青で囲んだ数字
後半3Fの速さを数値化したもの
普通やとこんな馬が何頭も居てるもんなんですが、このレースはショボメンのようで⑥データヴァリューが唯一と言っても良い存在でした。(Alpha-BASE的に)
同じようにラップ的予想を基本に、他のファクターも交えて残りの馬をピックアップしたところこのような結果になりました。
ただ一点
タイセイストームが好スタートから簡単にハナに立った事で、ハイペースには成りませんでした。 さらに言うとスローに近いラップでした。😆
にも拘らず差し馬が上位を独占したのは❓
先行勢は「ペース以外の何か」が原因で潰れた可能性が高く、差し馬に至っては先行勢の不甲斐なさによって上位に浮上したという印象です。
今のところアルファベースは「ペース以外の何か」を説明出来ません。👎
他の予想法なら説明できるのかも知れませんが、残念ながらアルファベースには出来ません。 😥
でも私はいつもこう思います。
「勝てば官軍・負ければ賊軍」
理屈なんて何でもエエ。当たりゃエエんですよ、当たりゃー 😜
色んな予想法がありますけど、これが正解なんてもんは一つもない。
あるのは自分の好みかどうかだけの話し。
この方法ええなーって、使こてくれてる方に役立つ情報をこれからも発信し続けたいと思います。📢