隠れた素質を持つ3歳馬を発掘

隠れた素質を持つ3歳馬を発掘

先週から古馬混合戦が始まりました。

これまで降級制度があった時は、降級馬>3歳馬>現級馬の順に狙うというセオリーがありました。
降級制度がなくなった今年は3歳馬に人気が集中するのは言うまでもありません。

そんな中で、どのように穴馬を発掘して好配当を的中させるか?を考えた場合、隠れた素質を持つ3歳馬を発掘できる「成長補正値」はピッタリなファクターやないかと思います。

隠れた素質を持つ3歳馬を発掘するための試みとして、出馬表の「激」欄に「成長補正値」を急遽表示してみました。

そしてその効果はいきなり現れました。

🐴 ’20/6/6東京7R


3着入線のチェスナットロールは2走前の未勝利を勝った時の指数が74と、かなりの高指数にも関わらず、前走の惨敗で世間の評価は低く11番人気でした。

1勝クラスのクラス基準値は75ですが、プリマジアチェスナットロールの2頭の「成長補正値」は79・78とクラス基準値を大きくクリアしていました。

「成長補正値」はあくまで想像値ですが、クラス基準値を凌ぐ所まで成長してる可能性があるという想定なので、オッズ次第でその可能性に賭けてみるべきであると思います。

ここでは2頭のワイドが2,000円を超える好配当だったので、狙ってみる価値は十分にあったと思います。

ちなみに、以前のブログで触れた「CL馬」のことは覚えて貰ってるでしょうか?

このレースは1番人気のプリマジアチェスナットロールの2頭がCL馬で、そのファクターでも狙うことが出来ましたが、そこへ「成長補正値」の裏付けが重った事で更に可能性が高まりました。

CL馬についてはこちらをご覧ください。


🐴 ’20/6/6東京8R

このレースでは成補値一位のカンバラが4番人気でした。

それほど高配当になったわけではないですが、出馬表に記載の過去5走でクラス基準値の75をクリアした事がある馬はゼロでした。

その中での成補値75は7Rのチェスナットロール同様に狙ってみる価値は十分にあると思うので、こういうケースも紹介してみました。

単勝1.8倍とダントツの1番人気キタサンバルカンとの馬連でも1,110円とまずまずの好配当になりました。

穴党でなくても美味しい「成長補正値」

例えば

🐴’20/6/7東京7R&8R

いずれも1勝クラスなのでクラス基準値は75です。

7Rでは3番人気のラブリーエンジェルが成補値一位で76。
8Rでは2番人気のシネマトグラフが成補値一位で81。

いずれもメンバー中唯一のクラス基準値を上回る数値で、しかも他馬に比べて頭一つ抜けた数値なので期待度は大幅アップという感じでした。

結果は
ラブリーエンジェルが1着で複勝200円。
シネマトグラフは2着で複勝160円。

私が競馬最強の法則で連載を書かせて貰ってた頃は、人気馬でも複勝200円前後が普通でしたが、最近は110~120円が当たり前の時代になってしまいました。

そんな中でこの2頭の配当は結構なものやと思います。

サマーシーズン到来

サマーシーズンが始まり、3場開催でレース数が増えると、隠れた素質を持つ3歳馬が存在する確率が増えます。

そんな3歳馬を発掘するため「成長補正値」の活躍の場はきっと増えます。

高い成長補正値を持つ人気薄の3歳馬や、クラス基準値を超える3歳馬がいれば、積極的に狙ってみてはいかがでしょうか。

今後も出馬表に成長補正値を記載してゆきますのでご期待ください。😁

成長補正値の詳しい補正方法についてはこちらをご覧ください。

正値は推測値でしかありません
過信しすぎずお楽しみください